バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ネネ注射を打ちに

 昨日はネネちゃんの注射を打ちに病院へ。
 前回は2ヶ月前。その前はその1ヶ月前で、前回のときは腿にアルコールを塗られただけでぴんときたらしく、ギャーギャー泣き出したネネちゃん。
 かわいそうでかわいそうで、なんか重苦しい気分の中診察室へ。
 かねてから訊きたかった離乳食と水についての質問をする。
 というのは、水(もちろん白湯だが)をあげるかあげないかで、アムの叔母さんらに散々言われていた。タイでは情報が日本より少なく、なかなか新しい考え方が浸透していかない。だいたい、叔母さんのところの末っ子はもう中学生。十数年前の話しよ、叔母さんが赤ちゃんを面倒みてたのは。その時代の話をされてはねぇ。
 俺は、粉ミルクではなく母乳を与えているのだから、水をあげる必要はない、と主張。裏づけというか、姉が2歳児とネネちゃんと3週間しか違わない子の2人の母であり、最新の情報をもってして日本で子育てをしているわけだから、どう考えてもそちらの情報の方が信用できるわけで。
 叔母さんは、タイでは水をあげるのが常識、と。そうでなければ目と肌がきれいにならない、と。あげないのは絶対に間違いだ、と。
 でも、こんだけ散々言いあってて4ヶ月。実際一度も水をあげてないし、なんの問題も起こってないんですが・・・・・・。
 けど、タイは暑いのも事実。脱水症状を起こしそうになったり、便が異常に硬かったりしたらあげるべきだとは言っている俺。
 それと、離乳食も4ヶ月からはじめなければならない、と。
 でも、それも急いで始める必要はない、と思う。姉の方でも1年近くまであげる必要はないと言っているし、それは極端にしたとしても、赤ちゃん、というか、生物のいうのはうまくできているもので、本当に必要になったら本能が訴えかけ、自然と欲するようになると思うので、ネネちゃんが食べものに興味を示すまではあげないつもり、と。
 これも叔母さんらはビャースカギャースカ言ってた。
 で、先生に訊いてみて。
 結論だけ言うと、叔母さんは間違ってはいないが、新しくない。
 ということで俺の勝ち!
 そんなことはどうでもよくて。
 いよいよ注射のお時間。
 ベッドに寝かせ、俺が両手を掴む。上から、俺、アム、そして看護婦さん3人がワーワー話しかける。なんだなんだ? といった表情のネネちゃん。消毒されチクリと一発。
 でも泣かなかった!
 えらい! そして強いぞ我が娘!
 でも、そのあとに口に垂らされたスポイト1滴程度で1800バーツ(約5400円)もする薬でギャーギャー泣いてたが。