日本で⑥
午前中から母方の親戚が集まり、ネネちゃんお披露目会。寝足りない頭*1でタイから密輸してきたトムヤムの材料でえびのトムヤム、トムヤムクンを作る。が、水を入れすぎてあんまりおいしくない。失敗というやつ。
それでも食卓に並べみんなの口に入るころにはたいぶ味が落ち着いて、まあまあ飲めるくらいになった。
母の父である祖父は今年で93歳。母と姉を姉妹だと言ったりいろいろしているが、一族であることはどうやら認識はしているらしい。
しかし!
俺のことは完璧に忘れている模様。
これは今回にはじまったことではなく、もう10年くらい前から忘れられキャラになっている俺。ネネちゃんを抱っこする伯父と話していたら「これは私の長男なんだよ」って。知ってるよ。本日は何度周囲が俺が誰であるか説明したことか。こうなると、今日何のために集まったのか、もう全然関係ないんだろうな。
渋滞などいろいろな諸事情のため、2時ごろにはみんなぼちぼち帰りはじめ。
俺とアムは一眠りして、今度は別の友人と会うために北千住へ。
マニアックな裏路地を通り抜けて、連れて行かれたのは小さいけど洒落た店。うまかったしよかった。
俺のたったふたりしかいない日本の異性の友人。そしてもうひとりはこの歳で所帯もって10年の男*2。中2のときからのつき合い。16年くらいか? 16年なんだけど、今いちそれぞれがどこに住んでるのかとかよくわかっていない。
え? 俺だけ?