バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

病気と保険と殺人事件と

 ときどき俺の心臓はキュゥゥゥゥゥゥゥっと掴まれたように痛むときがある。息苦しくなって、肩もついでに痛くなる。
 なんか病気なんじゃないかな、と。
 なので、かなり前からだけど、生命保険に入ってた方がいいなとずっと検討してて、あるひとつの保険会社に的を絞ったところ。
 まだ契約していないけどね。
 というのは、俺は社会保険も入ってるし、バイト先でも別途保険に入ってるから、とりあえず事故や病気になったときに問題はないので、急ぐ気がしない。
 むしろ急ぐべきはアムの保険ではないかと。とりあえずここと決めた保険屋で実はアムの分の見積もりはすでに確認済み。思ったほど高くない。病気のときにもこれで安心だ。
 まあ、これもまた契約してないけどね。


 昨夜、アムが心臓が痛いと言い出した。ときどき痛くなると。
 俺は思ったね。遺伝かもしれない。
 んなわけねぇよ。俺とアムはDNAの繋がりはない。
 しかし、いろいろと問題が起こる前に、やっぱり保険には入ってなきゃ。
「アム、来週保険の契約に行った方がいいね」
 真顔になるアム。
「アンタが先に保険に入れ!」
 スンゲェ怒られた。いや、純粋に心配しただけなのに・・・・・・。
 っていうか俺が先? 何それ。
 コイツ、俺を殺す気か?