バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

歩いたことと借金のこととズボンのことと

 ネネ、ついに歩く。
 実は昨日も歩いたようだが、今日が初目撃。
 昨日も今日も、しばらく立ってたあとにテレビに向かって歩き出した。どんだけテレビ好き?
 先日からタイ製のCGアニメにだけは抜群に反応するようになって。もうゲラゲラ笑うのよ。ツボってるねぇってくらい、笑い転げるんだわ。昨日歩いたときはどうやらそれを見ててより近くで見るために歩いたらしい。3歩ほど。
 で、俺が目撃した今日は。
 じりじりと2cmくらいずつ右左と5歩ほど進んだ。
 今日は何に向かってたかというと・・・・・・。
 小沢一郎*1
 好きか?


 転職の話がまたより現実化してきて。
 したらまたアムが自身の借金ついて言い出した。しかも前は1万バーツって言ってたのに半額持てとか言い出すし。
 結婚したから借金も共有の責任だというのがアムの主張。
 じゃあ池に転落して買い換える羽目になった携帯の借金も半分だな、と言うとそれは違うんだって。
 どう違うんだか全然わからない。アムの法則は難しい


 タイの衣服は比較的縫製がいいのもあって、例えばちゃんとしたTシャツなんかそれこそよれよれにならずに何年も持つものもある。ベビー服なんかもタイ製で海外へ輸出されているものがあるくらいで。
 でも、やっぱり悪いものも多い。日本とかであれば品質を調べた上で仕入れて検品もするだろうから中国、台湾、ベトナム、タイ、どこのものであってもいい縫製のものばかりになる。タイの場合はそんなのがなくて、というか、タイ人自身が値段が安ければ気にしない。1、2回着て終わりでもいいみたい、安ければね、って感じ。
 一昨日の夜外に飯を買いに行ったら服を売っている店があってアムがなんか買ってた。サンダルを買ったみたいなんだけど、1足20バーツだって。アムは喜んでたけど、俺は止めなさいよ、と。
 くつと時計はいいものがいい。
 このふたつに限って言えば、いいもの=高いもの、じゃない?
 どんなにデザインがよくても、やっぱり安物は安物の雰囲気を発する。会社の女の子たちは中流以上のクラスの子たちばかりなんだけど、やっぱり着てる服が安いからその程度に見えるんだよね。
 だからあんまり変な服とか着ててもしょうがないんじゃないとはアムによく言っていることで。
 まあ、別に俺らは金持ちでもなんでもないから変に服ばかり高いの着てても逆にみっともないんだけど、でもくつと時計だけはいいのをした方がいいじゃないかなって思う。よくそのふたつを見れば金持ちかどうかわかるとか言うけど、そういうのじゃなくて。単に安いくつは歩きにくいでしょ。それだけ。サンダルだってヒールが急に折れたら危ないじゃない? これはホント安ければいいってもんじゃないよ。いいやつを買うべきだ。時計に関しては、いいやつだと時間に正確でしょ、ってだけ。時間がわからなかったらどうしようもなくない? そう言いつつ俺はこの10年、ほとんど時計なんて嵌めたことないけどね。
 まあ、服もいいものに越したことはないけど、部屋着に金をかける気はない。それこそ激安山積みカートの中から選んできたものでかまわない。
 数年前、パタヤに行ったときに水着代わりに買ったハーフパンツが生地の厚みといい柄といい気に入って、それからもずっと穿いていた、部屋着でね。それから1年くらいでよれよれになったんだけど、パタヤに行く度に買ってて。でも最近はさっぱり行かなくて新たな部屋着を、と思ってたらいつものビッグCに同じものが売ってた。
 正確に言えば、同じようなもの、だった。
 パタヤで買ったのはたしか200バーツ前後だったかと思う。アメリカとかのブランドのパクリなんじゃないかな、たぶん。ビックCで売ってたのもさらにそのパクリみたいな。30バーツだったもんね。
 穿き心地も微妙だし、縫製が悪い。どこが悪いって股の真下がさすぐほつれるんだわ。それも買った3着全部が同じ状態。
 寝てるときKINTAMAがコロリと出てるからね
 何でよりによってそこかね。仕事の用のズボンもそこが最も弱い部分だ。タイ製のズボンは要注意だな。

*1:字、合ってる? ちなみに俺はこの人と同じ誕生日。ボブ・ディランも同じ誕生日なんだ