4:20 延々待機
ここで壊れた。
最初はパンサーにいたんだが途中で別のエッソへ。そこは韓国大使館の先の、さっきの事件の現場のそばで、周りは広大な草がぼうぼう生えた空き地と鉄道かなんかの会社が所有するさらに広大な土地で、風邪がビュンビュンで寒い。俺はTシャツの上にフリースのジャケットを着てユニフォームなのでそれほどではなかったが。
ここら辺から会話のレベルが徐々に低下しはじめる。遠くのディスコなのかどっかからズンドコズンドコ聞こえてて、アフリカの民族が儀式やっているだの、先週のサイボーグ・ヒトラーの続きでロボットがガシャンガシャンとか、目の前の約2kmくらいはあるだろう直線道路をエレクトリカルパレードが全速力で通ったらとか、この先の急カーブはやっぱりドリフトで行ってくれるか最悪ドリフで行ってくれよとか。今こうして書いてて何がおもしろいのやら。
さらに5時を過ぎたあたりで、ああ今日は大きなことなかったな、これから何か起こるかな、とかね、もう12月で年内おもしろいことあるかね、ってことを考えて口にしたわけよ、俺は。
「いやぁ、今日は●▽◆※※×fhj、dfghj×○◎※」
え? 何言ってるの俺。
「俺、今日本語じゃなかったですかね」
そんなんハマさんに訊いたってわかるわけはない。
疲れてたんだな、きっと。