バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

シンガポールへ①

高級ホテルっす

 シンガポールへ。いい加減海外は嫌だ。シンガポールは好きだが、それでも嫌だ。
 今回はオーチャードではなくてマリーナスクウェアのところで、1泊39000円くらい。高い。というのはセントーサにカジノを建設しているらしく、海外の建設業者が年間契約で部屋を押さえてしまっているらしい。また、来年にはF1のナイトレースも開催されるし*1、ぶっちぎりの好景気ですな、シンガポールは。
 さてとりあえず昼間はミーティングということで、その前にいつもの鼎泰豊に行き小龍包をいっぱい食べる。が、上司がまだ足りないといいさらに炒飯を追加。
「残しちゃダメだぞ」
 誰が頼んでるわけ?
 こういうの、ダメなんだよね。自分が頼んだのに何で俺が責任を取るわけ? カラオケとかもさ、歌わないと怒られるでしょ。ホント日本の会社ってバカみたいで嫌だよね。今週末から1週間休むんだけど、メールはどうやって見るんだ? だって。見るわけがない。休みは休みでしょ? 休日手当てをよこすわけ? っていうか、電話すら出ないよね、普通。おかげでノートブックパソコンを会社で買うことにしたと。まあ、見ないけどね、あっても。
 愚痴ってしまった。先週から嫌なことが続いたのでついつい愚痴ってしまう。
 やめとこ。
 さて夜。
 普通の居酒屋に連れて行ってもらったあとにカラオケに。
 ここはかつてモンゴル女性にモンゴル人に似ていると言われた店。ちょいと休養していた横綱にも似ていると言われたあの店だ。
 相変わらずタイと比べると平均年齢が高い。
 そして英語でバリバリと喋られる。
 俺も負けじとがんばって喋る。
「YesYesYes」
「Oh」
「Really?」
「ラ〜?」
「NoNoNo」
 相槌ばっかじゃないか、俺。途中タイ語が混じっているし。
 よしここは!
「What kind of language does it use between Chinese Singapore people and Chinese Singapore people? アングリット?」
 チッ。全文英語なのに、最後にタイ語を付け足してしまった。
 もう一度がんばってみる。
「You can read Japanese, can't you? どこでyouリアン?」
 3ヶ国語かよ。
 酔っ払ってるんだな、俺。

*1:泊まったホテルのまさにド真ん前だってさ