光良と友人とオランダ村と

　先日東莞のカラオケに連れて行ってもらったときに駐在日本人らが熱唱していた歌を最近YouTubeでみつけ、はまっている。
　光良。
　王光良。英語名がマイケルだったかと。チャイニーズマレーシアンかなんかで、以前は無印良品という日本人からしたらスンゲェ名前のバンドだかなんかにいて、解散後台湾でソロ活動のかたわら、音楽学校の校長か何かをやっているらしく。
　如何せん、女でないのでプロフィールをいろいろなところで目にするが記憶が曖昧で･･････。
　曲は童話。→http://www.youtube.com/watch?v=oNXGiFl2yCA&feature=related
　彼の実体験に近い話らしく。
　ビデオの女の子がさ、またかわいい。っていうか、本当に本人か?　と思うような、カットごとに全然違う顔を見せる不思議な子。特に最後のピアノを弾いている光良に寄りかかってる顔なんかは、到底同一人物とは思えないほどブサイクだ。

　昨夜、友人とイサーン屋台にて食事。
　3年ぶりくらいに会う友人で、彼は本当に旅人だ。季節労働で各地を回り、お金が貯まれば今度は世界を回る。旅に魅せられてるんだな。きっと彼はこの先もずっと旅人なのだろう。
　もうすぐにインドへ行ってしまうそうだ。
　そういえばだいぶ前に務めていたところにそういう先輩がいたが、今考えたら彼は旅人ではなくて旅行者だったな。違うんだよな、なんか。
　旅行と旅の違いはなんなんだろうね。何かが決定的に違うんだよね。この友人とその先輩が旅人と旅行者である違いがわかるんだけど、でも何がって言われると難しい。
　いろいろな人にいろいろなゲストハウスで俺も見てきたけど、俺はついにわからないままになってるし、これからもずっとわからないんだろうな。どこ行っても沈没してたからわかるわけがない。
　さて、久しぶりのギックの店。辛い。というか、こんなに辛かったか?　なんか嫌がらせしていないか?

　そのあと、食事が終わって帰ろうとしたが、ちょっと気が変わってワートレ前のビアガーデンを見に行く。
　しかし、席はどこもいっぱい。
　ふと見ればハイネケンのブースの横にオランダ村が!
　オランダのビールが飲めるのか?　と思ったらチーズとか売ってるし、果ては木靴まで。日本でみんな刀を持って歩かないのと同じで、オランダ人だって木靴はかないだろ、このご時世。
　っていうか、ハイネケンしかないし、ビール。ハイネケンはオランダのビールだったの?