手加減なしのチビッコギャング
平日は大抵俺の方がネネより早く起きているわけだけど、稀に早く起きていたりあとは休日なんかは向こうが先でさ。そうなると容赦なく起こされることになるわけで。
それもかなり容赦ないやり方。
部屋には基本的に時計がなくて、目覚ましは携帯電話がそれに代わる。以前にこのブログで書いたようにネネはとにかく携帯が大好き。それもアムのちょっと安い携帯ではダメで、俺の携帯でないとダメらしい*1。
俺の携帯はスライド式でキーパッドは通常ロックがかかっている。スライドさせれば弄れるようになるのだけど、もうそういうのもネネはちゃんと知っていて、だけど自分では力が足りなくてスライドできないから俺にやれ、と。
寝ている俺にですよ。
こめかみの辺りとかさ、パシパシ手とか携帯で叩いてくるんだ。まあ軽いから起きないじゃない? そうするとどんどんエスカレートしてくるのね。パシパシがバシバシ、ガンガンに変わってくるわけ。
携帯以外では乗り越えてみたり乗っかってみたり、全力で走ってきてぶつかってみたり。
風呂上りとか、あと昼間とかパンパース穿いてなかったりして、なぜかそんなときに限って人の顔の上に座ったりするのね。なんか苦しいなって目を開けたら肛門が目の前に! なんてよくあるから。ホントに「目」の前だからな。
今朝の超ド強烈な起こし方は今までで一番痛かった。
姉がくれたクロッペとパセリの絵本。犬と猫が遊ぶ絵本で、しかけ本というか、ひもが付いてたりして遊べる本。大人の掌に乗るくらい小さいんだけど、しかけがあるのでちょいと厚い。
簡単に言うと、それで叩かれたわけだ。
でもさ。
わざわざ縦に掴んで一番硬い角をさ、鼻っ面に打ち落とさなくてもいいんでね?