バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

手加減なしのチビッコギャング

 平日は大抵俺の方がネネより早く起きているわけだけど、稀に早く起きていたりあとは休日なんかは向こうが先でさ。そうなると容赦なく起こされることになるわけで。
 それもかなり容赦ないやり方。
 部屋には基本的に時計がなくて、目覚ましは携帯電話がそれに代わる。以前にこのブログで書いたようにネネはとにかく携帯が大好き。それもアムのちょっと安い携帯ではダメで、俺の携帯でないとダメらしい*1
 俺の携帯はスライド式でキーパッドは通常ロックがかかっている。スライドさせれば弄れるようになるのだけど、もうそういうのもネネはちゃんと知っていて、だけど自分では力が足りなくてスライドできないから俺にやれ、と。
 寝ている俺にですよ。
 こめかみの辺りとかさ、パシパシ手とか携帯で叩いてくるんだ。まあ軽いから起きないじゃない? そうするとどんどんエスカレートしてくるのね。パシパシがバシバシ、ガンガンに変わってくるわけ。
 携帯以外では乗り越えてみたり乗っかってみたり、全力で走ってきてぶつかってみたり。
 風呂上りとか、あと昼間とかパンパース穿いてなかったりして、なぜかそんなときに限って人の顔の上に座ったりするのね。なんか苦しいなって目を開けたら肛門が目の前に! なんてよくあるから。ホントに「目」の前だからな。
 今朝の超ド強烈な起こし方は今までで一番痛かった。
 姉がくれたクロッペとパセリの絵本。犬と猫が遊ぶ絵本で、しかけ本というか、ひもが付いてたりして遊べる本。大人の掌に乗るくらい小さいんだけど、しかけがあるのでちょいと厚い。
 簡単に言うと、それで叩かれたわけだ。
 でもさ。
 わざわざ縦に掴んで一番硬い角をさ、鼻っ面に打ち落とさなくてもいいんでね?

*1:買ってあげないから安い携帯ではなくて、俺も携帯は話せればいいや程度なので安いのであればそれに越したことはないのだが、現在の仕事上海外出張が入るのでどうしても3Gでないといけないから。それと俺がノキア好きということもあるのだが