バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

名古屋へ

ひつまぶし

 昨日名古屋へ行ってきた。またものを受け取りに。
 TGで昼間出発して夕方着き、夜中に戻ってくる。
 飛行機は777で、座席にテレビが付いているやつ。シンガポール便と違って、いつでも最初から再生できて、早送りとか巻き戻しもできるやつ。ラッキー。早速いろいろと選んでトム・ハンクスのビッグとCGアニメのトイ・ストーリーをウィスキーを飲みながら鑑賞。
 あと蔡依林の特務Jもオーディオで選べて聴いたり。
 一睡もしなかった。
 名古屋へ到着。暑い。蒸し暑すぎる。タイより居心地悪いじゃねぇか。
 約束の人は夜9時に来るそうだ。
 なので、早速空港を見学。1階への行き方がわからず、まずは2階から。なにもなし。3階は出発ロビー。事前に聞いていたがバリアフリーということで、今までに入ったことがない感覚の建物だ。ただ、坂が多くてデブにはバリアありまくりだよ。なにかを選んだ場合またなにかを捨てなければならない。デブは捨てられたんだぜ。名古屋はデブを捨てたんだぜ。信じられないだろ、バリフリでもデブは捨ててるんだぜ。NOGOYAはDEBUにSAY Good-Bye!
 4階はレストランとかショップがあって、なんかちょっとしたテーマパークといえば大げさだが、古い下町の雰囲気を醸しているし、なかなかおもしろい。
 まずは予定していた本屋へ直行。雑誌と小説を買い、次にユニクロへ。アムに適当に買うべ、と。本当に適当にポロシャツとかキャミソールとか。サイズもSでいいだろう、と。
 それから、扇子とか浴衣とか和物を扱っている店があって、そこでネネちゃん用に甚平を2着と俺用に1着。
 それでもまだ2時間もあるし。なにか食べておこうと、名物、ひつまぶしを。2400円と3000円があって、どう違うのかと問えば単にうなぎの量だと。せっかくなので3000円の方にした。
 ひつまぶしという名前は知っていたしなんとなくどういうものかは知っていたけど、どういう風に食べるのかはよくわからなくて、運ばれてきたときにどうやって食べるんですか、と訊いたら以下のような回答。
「まず1杯目は普通に食べてください。2杯目はそのネギを合わせてください。3杯目はネギとわさびとこのだしをかけてお茶漬けのようにしてください。余ったらそのあとはお好きなように召し上がりください」
 超でかい声で。小さい店だから響いて聞こえたよ、おばさんの声。周りの客も、ああこの人ひつまぶし初めてなんだ、みたいな顔で見てるし。
 しかし、うまいね。お茶漬けがよかったな。余ったのはもちろんお茶漬けにしたよ。
 それでもまだ待ち合わせの時間までまだ遠い。なので、最大の目的を果たそうと動き出す。が、目的達せず。
 ロト6ね。みずほ銀行に口座があるからATMで買おうと思ったんだけど、なかった。みずほのATMがなかった。というか、毎回日本に行くたびに思うんだけど、ATMとか少ないよね、日本。最近はあるけど、24時間のATMとかもなかったものね。両替所も少ないしさ。市街にはまずないでしょ。
 最悪ロト6の売り場はないかなと思ったけど、あるわけなかったわ。
 んで、やっと待ち合わせで受け取り完了し、最後の難関のチェックイン。今回60kg近く重量があって、事前に調べた超過料金は15万円。最初の重量連絡ミスで、経理が用意できた金は15万円ジャスト。本、買ったりしてるじゃん? ないんだよ、15万もその時点で。
 でも、5kgはサービスで、そして向こうの提案でビジネスクラスにアップグレードしたら5000円くらい安くなるって。kgあたり3500円みたいだし、全然余裕。ラッキー。しかもビジネスクラス。受付の子もかわいかった。
 手荷物検査の時に前の人が靴脱がされてベルトも外されて再検査してて笑ってたら、俺も同じ羽目に・・・・・・。
 ビジネスなのでラウンジも使える。キリンの生ビールをじゃんじゃん飲み、コンビニおにぎりも置いてあったので2つ食べた。幸せだ。
 帰りの機内ではシービスケットを見ながらフルリクライニング。途中30分ばかりうたた寝して、今日の早朝5時ごろ到着。
 同じ時間帯くらいの大阪からの便にガウスみたいなのがいた。周囲はあんまり反応してないみたいだったし、違うかもしれないけど。
 通関職員は予想通り爆睡してて、時間がかなりかかる。
 疲れたが、上海よりはよかったな。空港も見るところがあったし、飛行機もいい機材だったし。