バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

意外なところに

 お客さんと、あくまでプライベートということで食事に行った。ホントに仕事の話は一切抜きで。
 7時の待ち合わせが若干遅れているらしく、ひとりで座って待ってた。
 ランスアンのウォンリーランスアン。中華系タイ海鮮料理屋、みたいな? まあ、タイのシーフードはみんな中華入っていると思うけど。正確にはングオンリーランスアン(蛇のnGが頭)と発音するのかな。メニューの表紙にタイ語で店の名前があったけど、蛇のnGなのか指輪のWなのかどっちかよくわからんよ。
 待っている間、ビールでも先に飲んでようと思ったら、こんなところにギネスが。意外だね。早速頼んだ。うまいのかまずいのかわからん。やっぱりギネスはそれにふさわしい場所で飲みたい。ちなみに大瓶と缶があるということで、ギネスの瓶? と訊いたら、それはギネスじゃない、って。ギネスって言ったじゃん・・・・・・。缶にした。
 メニューに日本語があるからずっと眺めてたけど、笑える。ナームマナーウがレーモンジュースとかさ、魚のスズキはプラーガポンなんだけど、ガポン魚って書いてあったり、とにかく笑える。それだけで十分つまみとしてビールが飲める。
 みんな揃って注文。どぎつい化粧のおばちゃんは4品頼んだ瞬間に立ち去っていった。おばちゃんの中で日本人イコール4品なんだろう。
 あと、とりあえず最初はビールということで、あまり飲めないようなのでその中では一番苦くなさそうなクロスターを頼んだら、ない、って。サンミゲルならある、と。もうクロスターはタイで作ってなくて全部サンミゲルに変わったって。マジ? クロスターは別に好きでも何でもないからどうでもいいんだけどね。
 俺がなぜタイに来ているのかという話になって、死体好きだと。ドラッグと刺青と死体が載っているバーストという雑誌を読んでタイに来たと言ったら、かなり引いてた。