バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

タイの子ども

Tan-BKK2008-09-05

 ついさっき、コンビニにビールとポテトチップスを買いに行った。ふと飲みたくなって。時計を見たら23:40。ギリ買えるではないか、と。
 コンビニに行ったら、子どもが遊んでた。小学生くらいの男の子、ふたり。
 こういうの見るとどうかと思うよねぇ。
 タイだから、とか思うけど、でもハイソな子どもはこんな時間に親が遊ばせないはずだから、やっぱりおかしいと思う。*1
 うちの近所は若い人が多い。働いているのもいれば学生もいるし、それからロクでもなさそうな奴もいる。
 この前父が来たときに、アムの姉弟らとシーフード食いに歩いていったときに、小学生くらいの子のがたばこ回してたのを見た。アムの姉と、今の見た? ってさ*2
 ネネちゃんとは付き合ってほしくないタイプだわ。
 というか、その近所のロクでもなさそうな連中は、夜な夜な、コンビニの前辺りでたむろってるわけ。俺が育った辺りの連中もやっぱりコンビニ辺りにいたから、アジア的に共通なのか、世界的に共通なのか。明るいからな。蛾みたいだな。友だちと飲んで、それこそ朝の4時とかに帰ってきててもいるんだよ。
 何してるんだろうって思う。
 タイなんかまだ学歴が高いだけでいい給料がもらえるんだから、勉強すればいいのに。会社の女の子も返事できない、ミスはするっていうのにいい給料もらってるからね*3
 アムと付き合うずっと前にロイエット*4に行ったときも平日なのに、しかも午後の早い時間なのに川縁の飲み屋は中学生と高校生と大人で大繁盛。大人がそこにいるっていう時点で目指すべき模範がないということなんだろうね、っていうことがあった。まあ、俺もそんなひとりだったわけだが。
 バンコクという都会であれば、それこそ目指すべきモデルがそこら中にいるのに、見えないもんだねぇ。
 まあ、若いっていうのはそういうもんで、大人というのは、あのときこうしてれば、なんて若い人に忠告するもんで。
 でも、家庭がそういうのなら、もうどうしようもないんだろうけど。そして仲間意識があって、そこから飛び抜けるのも、また勇気がいるんだろうね。
 しかし、だらだらしてるってのも、ねぇ。暇だろう、そんなことしてても。本を読んだり、ネットで遊んでてもいろいろと知識を得ることができるだろうし、ビジネスチャンスがいっぱいあるタイなら、もっと有意義に過ごせるのに。
 そんなおじさんになりはじめたテーン君の思いです。夜中にビールとポテトチップスを買いに行くのもどうかと思うけどね。コーラじゃない分、まだマシだと思ってるけど?

*1:と言っても、中学生くらいになると放任になってきて、だんだん子どもが暴走してきているのに止められなくなっておかしくなるから、結局はタイだから、なのかもしれないが

*2:写真はちょうど話している瞬間

*3:逆に日本人で最近、ちゃんといい大学できているのに仕事が全然できなくてクビになった奴がいる

*4:タイの東北地方オブザ東北地方と俺は思う。タクシーの運ちゃんに結構多い