バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

31巻までしかないこととどうなることやらのこととアムと妹の癖と

 7月末のアムの誕生日に大出費をして以来金欠だった先月末から今月の給料日までの間、それはそれは辛い貧乏生活。昼は食えないしでズボンがずるずると下がるほどに痩せた、気がする。
 で、給料が入ってからアホみたいに豪勢に昼を楽しんでいる。
 スクムビット・ソイ19にある居酒屋、夢路。昼は定食屋のような。
 特別うまいわけではないけど、それほど高くもなく時々食べに来る。ひとりで来ても本棚にはまんがが大量にあり、じっくり読んで過ごしたりしている。
 ここ最近は「頭文字D」をずっと読んでて。というか、頭文字Dを読み始めたから通ってたというか。連載当初何回か読んだことがあって、深夜アニメでもやってたし、ジェイ・チョーが映画もやってたし、たまたま寄ったときに手にして、ああこんな展開になっていくの? みたいな感じでいつの間にかはまってた。
 毎回2冊ずつ、今月の給料後は3冊ずつ読んでいたわけ。昨日29巻、30巻、31巻を読んで、明日も来ちゃおう、なんて思ってて。
 今日行くじゃない?
 棚探すじゃない?
 ないの。ないのよ。
 31巻以降がないの!
 俺、こういうケースでがっくりきたの、何度もあるよ。そういう星の下に生まれたんだと思う。
 仕方がないのでほかを探したら、漂流教室があったのでそれを読んだ。文庫版になっているやつ。1巻と真ん中と最後のを読んだ。小学生の時、タイにいるときに、もう3回くらい読んでるしね。
 吐き気がした。
 飯食いながら読むものじゃないね。


 会社のタイ人営業が辞めた。突然。
 とりあえず数日前に相談されて、いいんじゃない? って。福利厚生もいいし、誰でも知っている超大手だし。俺だったら迷わず移るよ、なんて言ったらホントに移った。採用を推したのも俺だし、辞める決心を付けさせたのも俺だ。
 まぁ、上が替わればいいんだろうけど、現状とどまらせるほどの理由も魅力もない会社だから。
 しかし、日本人も続かない、タイ人も続かない会社ってどうなるんだろうね。
 女の子たちは平気で遅刻するし、インターネットもやり放題(これは俺も同じだが)、携帯電話で友だちと話しながら仕事、定時が始まってからゆっくり朝食、昼は帰ってこない、もう挙げたらきりがないわ。
 どれもこれも上が管理をしてないから。俺が言ったってしょうがないよ。示しがつかないから日本人は遅刻はするな、なんて言ってるけど上が自ら来ないとか何してるんだかわからないとか、頭が悪すぎて嫌になるよ。
 嘘はつくは客を騙すような手法を取るは、人として終わっている。
 先週から携帯だめとかネットはだめとか遅刻はだめとか言い出したけど、もう遅いと思う。
 今日、営業の彼が辞めます、なんてみんなに伝えたら、どこに行くんだという質問はもちろん、そこに空きはないのか、と訊いてたよ。
 終わってるなぁ。
 別にこの会社がどうなっても俺には痛くもかゆくもないのだが。
 俺も空きがあったら呼んでくれないかなぁ。


 アムの妹(四女)が今年からバンコクの高校に通っている。で、先週前期が終わったので、ず〜っとうちにいる。来週母親と三女がバンコクに来るので、そのときに姉の家に帰るようだ。
 で、こいつら。アムの姉もそうだが、どんなに暑くともタオルケットをびしっと巻いて寝る。アムなんかは掛け布団だ
 俺なんかは暑がりの寒がりでエアコン嫌いなもんで*1、扇風機も朝方はだんだん寒くなるし、エアコンも寒いし、もう大変なわけよ。エアコンはすぐ消すし、扇風機も3段階の一番弱いやつにする。
 そうするとアムとか暑いって怒り出す。
 暑い原因はそっちにあるのでは? と。
 今、こうしてパソコンに向かおうと思って横で寝ている妹を見たらすっぽり被っているからさ、扇風機を俺の方に向けたらアムが、なんて自分勝手なんだ、だって。
 コラートに帰れ。

*1:エアコン嫌いはテレビでエアコンで体を何度も冷やしていると汗がアルカリ性かなんかになって臭くなるって見て以来極力エアコンはつけないようにしていたら、エアコン自体の風が不自然で気持ち悪くなったから