バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

裸の男に悩む

 あっしはノンケですよ。
 今朝は直行で客先へ。
 自宅はソイ*1のソイのさらにソイ。で、車で出かけるには車1台がやっと通れるソイをくねくね行かないといけない。俺もそうだが、あまりにも面倒でここに来るのに逆走をしたりする人も多い*2ので、気をつけないと危ない。
 今朝、その逆走危険ポイントを曲がろうとしたら、裸の男がソイの真ん中を堂々と歩いていた。
 浮浪者であろうその男は20代真ん中くらいだろう、陽に焼けているのかはたまた汚れているのか、黒い肌。太っているわけでもなく痩せているわけでもなく。
 堂々と颯爽と歩く彼は、いや、裸でいることがまるで自然体であるかのようで、違和感がまったくない。
 しかし。
 奴はいったい本当に全裸だったのだろうか。
 客先に着くまでの約1時間、考えさせられてしまったよ。
 奴は何も身に纏っていなかった、のではないか。いや、実際、たった一部分だけは彼のポリシーなのか法律とか世間体を気にしてなのか、彼の体のように薄汚れたぼろきれでコーディネートされていた。
 俺もすれ違いざまにチラ見だからよくわからないけどさ。
 そいつ。
 チ●コのさおの部分だけ包帯状の布で軽く巻いてた
 それは何? 全裸? 上半身裸? どっち?
 っていうか、あの場にいた十数人全員振り返らないってどういうこと?
 

*1:大通りに面した小路なんだが、小路の小路もソイという

*2:というかここに住んでいる人はみんな逆走は基本