バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

母 来タイ 1日目

サボイ・シーフードの前にて

 昨日来たので実際は2日目か。
 昨夜は夜中過ぎに自宅に着き、当然ネネは寝ていたが、あまりにばたばたと荷物を出したり話していたので、1回起きてきた。スカイプなんかで話していたし、自宅の壁には母の写真もあるので、なんとなくはわかっているようだが寝起きもあって微妙な感じ。
 まあ、アドバイスとしては、決して気にしないで接していればOK、と。アムの母なんかはもう全然気にしない。逃げるネネをとっつかまえて抱っことか。じたばた嫌がっているのにおかまいなし。あんなん、抱っこじゃなくて拿捕だ。でも短時間でネネを抱っこするにはそれくらいの気合いが必要だ。日本の子どもと違ってタイでは人見知りも激しくならないようだし、まあすぐにでも抱っこくらいはいけるだろう。髭もじゃの父でさえ翌日には抱っこしていたのだし。タイは日本と違って見知らぬ人が子どもを抱っこしたり笑顔を見せてくれたりするので、いい環境にあると思う。それ以上に幼児虐待や猥褻事件も多く、決して油断してはならないのだが。日本に帰ったときに、譲ってくれとは思ってもいなかったが、電車やバスに乗ったときに、子どもを抱っこしている人に席を譲ったりしないところに逆カルチャーショックを俺は受けたくらいだ。タイでは絶対にそんなことはない。
 朝は母ひとりで近所を歩いてきて、ガイヤーンやらソムタムを買ってきていた。話せる言語は日本語オンリー。でも、ちゃんとソムタムは唐辛子ひとつとか注文してきたようで、がんばってタイ語を勉強してきたこっちが虚しくなるほどだ。
 そして、ネネが起きてきて30分もしないうちに母と打ち解けたようで。おままごとセットを買ってきてくれて、それで一緒に遊んで仲よくなったようだ。多少仕込んであったので、すぐに「ばあちゃん」と呼びはじめる。俺のことは、パパと呼ぶこともあればテーンと呼び捨てにしたり挙げ句の果てはママと呼ぶこともあるというのに、「ばあちゃん」は決して間違えないようだ。
 昼過ぎに自宅を出て、伊勢丹方面へ。久しぶりだ。
 目的はスーパーリッチ。両替屋へ。現在0.3812。つまり日本円で1万円両替して3812バーツ。俺が初めてタイに来たときはタイの不況絶頂期で、1万円の両替で4200バーツ前後。今、2番目のバーツ安の時期だね。
 そんでぶらぶらと買い物をして、今日はアムの家族と会食。場所はルンピニーナイトバザール隣のサボイ・シーフード。

 ちょっと早く着いてしまい、暇なのでアムを撮影。会社の女の子もそうだが、タイ人って写真を撮るとき絶対にこういう顔をすると思う。
 さてメンツはアムの母、姉、弟、妹だけのはずが、途中でいとこがひとり来るということに。まあ、いいんじゃない、と思ってら、実際に来たのはさらにもうひとりのいとことアムの弟の彼女。合計10名。時間通りに絶対来ないと思っていたが、さすがに時間通りに登場。
 とりあえず、みんなが来る前に10人で席を取っておいてもらう。そして中へ入ったら7人分しか席がない。あ、間違えた、だって。どういう耳してるんだろうかね。
 いろいろと食べたが、えびの焼いたやつ、最高にうまかった。今まで食べたどんなえびよりもうまかった
 会計は合計で8600バーツ。すごい額だが、10名であればまあそんなものかもしれない。えびがうまかったから良しとしたい。