バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

1:34 事故発生

 何人かの自家用車の赤色灯と配線の仕方を見せてもらう。自分のにもやっぱり付けようと。
 そんなところ、ラチャダーのソイ14で交通事故発生。
 ボスは行く気ないみたいなので、副隊長の車に乗ろうとしたら、店長が先に乗り込み、荷台のドアを閉めようとしているうちに車が発進して行ってしまった。
 今度は俺が「ガッデム!」クラスの怒り。
 したらボスが「じゃ行こう」と言ってくれて現場へ。
 そうやらバイクがタクシーのケツに自分から突っ込んだようで。
 バイクはホンダのVFR、レプソルカラーの*1。いいバイクだよ。タイでこれに乗っているというだけで、ああ、バイクマニアね、とすぐにわかる。正規では売っていないからね。レスキューの隊員らも知らなくて、VFRって言ってもなにそれみたいな感じだし、知ったかぶりして450c.c.って言ってる奴もいた。
 案の定バイクマニアのこの兄ちゃんはちゃんとしたライダー用のジャンパーを着ていて、けがも手首だけ。肘とかはちゃんとパットが付いているの。3000バーツって言ってた。若くてイケメンな感じだが、どうやら飲酒運転のようだ。だから、保険屋を呼べない。で、病院はどうするとなり、話し合った結果フアチアオ病院へ。フアチアオ病院は報徳堂直営の総合病院ね。


 とりあえず手首のかすり傷を洗う。そして全部が半損のバイクを警察の車へ。
 せ〜のっ、で乗せるとき、俺は後部のカウルのところを持ったんだね。したら、フレームとカウルの間に右の人差し指が入っちゃって、持ち上げる瞬間に歪んで思い切り挟まれた状態に。
「どぉぉぉぉぉ、ちょちょちょちょ、ちょっと待ってぇぇぇぇぇぇ!!!!」
 の俺の叫びはみんなの「1、2、3!」にかき消された。
「あああああああああああああああああ、いいいいいいいたたたたたた!!」
 という悲痛の叫びは、あまりにも重いバイクにみんなも「うぉぉぉぉぉぉぉぉ、重いぃぃぃぃぃぃぃ!」と叫び、またかき消された。
 やっと乗せて笑顔のみんなと、涙目の俺・・・・・・
 副隊長が病院へ搬送し、俺とボスはスティサン署へ帰還。

*1:俺の世代ではやっぱVFRはOKIカラーでしょう。ちなみにNC30とかエヌシって呼んでたね。あとNSRならロスマンズカラー。ホンダ派なのでほかはあんまり興味なかったが、ヤマハのYZRだっけ? あれはマルボロでしょう