バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

mixiオフ会@BKK 2009 ブンサムラン・フィッシングパーク

ツリ! ツリ! ツリ!

 本日はmixiのオフ会。ブンサムラン・フィッシングパークというところ。元々はパッタナカーンの北朝鮮料理店で本物の喜び組を拝むつもりだったが、潰れていたので釣り大会となった。
 参加者は主催のT氏、T氏のマイミクのH氏にB氏、そして俺のマイミクで初めて会うS氏。T氏とS氏と俺は子どもや家族同伴で合計13人。
 場所はブンサムラン・フィッシングパークという、ナワミン通りソイ42にある釣り堀。
 小学生のときにまだお台場にテレビ局の片鱗もなかったころにハゼ釣りに行ったのと、モーニング娘。が自力でCD売ってメジャーデビューに向けてがんばってたころに那須塩原でにじますの釣り堀で釣ったのと、タイの某緑色の新聞で働いていたときに取材で釣りクラブに行って釣ったことくらいしかない俺。大丈夫なのかと。
 おまけにナワミン通りのエリアには行ったこともないし。
 事前に教えてもらっていたグーグルの地図でどうにか到着。一番乗りで。朝11時ごろだったろうか。
 予約してあるということで小屋代と保証金300バーツの計2300バーツを払う。
 釣り堀はレストランみたいなのもあれば、釣りをするための桟橋だけもあるし、今回の我々のように小屋を借りて釣りをすることもできる。
 入り口や桟橋やら至るところに釣果なのか超でかい魚の写真。コラートのザ・モールだったかにいるような俺くらいある魚まで。ホントかよ! ホントに釣れるのかよ! と。まあ事前にホームページなどで見ていたところ、本当に釣り堀の中にでかい魚はいるらしいが。今日釣れたらラッキーなんだろうなぁ、と。

 オープンな小屋の前には釣りのスペース。そしてソファやテーブルテレビにシャワーまで。2階もあって、エアコン付きのベッドルーム。これはお忍びでむふふな使い方ができるのではないかね、とみんなが到着するまでの間あらゆる妄想していた。
 さて全員が集合し、本来ならば竿をレンタルして1000バーツとか取られるところを、S氏がご自分のGT用の釣り竿を用意くださり、それを使ってレッツ トライ!

 人間用の食事と魚用の食事を注文。人間のは炒飯やらタイ料理を。魚へはパンの耳と魚の餌とココナッツミルクを混ぜたもの。

 ガイド付き。要は、餌を作ってくれて仕掛けをつけてくれて、などのお手伝いをしてくれる。
 だが、この存在が曲者。
 いや、もう至れり尽くせりというか、王様フィッシング。餌つけるのも、さらには投げるのも、さらにさらには魚が喰いつくまでが彼らの仕事。客は釣り上げるだけの一番おいしいところのみ
 ビール飲みながらタイ料理食べて雑談しているとガイドが、喰いついたよ〜、と。そしてみんなで代わる代わるリールを巻いて楽しむだけ。
 マジ、王様の気分。これだけで来た甲斐があったというもの。
 写真はアムが、ホントに釣れるのか? え? ホントか? と問いただしているところ。
 ガイドらは「絶対に1匹は釣れるよ。それでなかったら俺らガイドの意味がない!」と。プロらしいが1匹というのはいかがなものかと。
 ちなみに、隣の隣の小屋の白人らはみんなが集まってくるほんのちょっとの間に3匹もでかいのを釣り上げてた。
 1匹って・・・・・・。
 えさを団子のようにつけて投入。
 そしてすぐにヒット!
 でかいか?

 おチビさんでした。
 が、実かこれが逆に奇跡だったということは、夕方になって知ることに。

 えさが悪いと言い出し、ガイドがえさを変更。パンから粉状のものへ。これをなんか油みたいなものとかと練って団子に。
 そして投入。
 これがまた効果覿面!

 見よ! この竿のしなり!
 そして釣れたのは、じゃじゃ〜ん!

 4126! 4126! ハトヤに決めた♪
 まあ、俺が釣ったみたいになっているけど、竿に触っていません・・・・・・。
 笑顔だがこれがまた死ぬほど生臭い。シャツにネバ〜っと変なのがついているし。ゴーストバスターズかよ。
 感動も早々に次のを投入。
 何度かえさがなくなって、またヒット。2本目。最初T氏が巻き上げ、途中から豚の挑戦。

 が。
 なぜか

 ネネが

 くっついたまま

 離れてくれない。
 思う存分格闘できない!
 って、ホントに格闘って感じだった。向こうの方にいるときはそれほどでもないんだけど、もうあと2、3メートルってなるともう引きがすごいすごい。腰も腕も痛いし、片手じゃあ引けないくらい強い。くらいも何も片手で引けなかったけどね。
 そんなこんなで釣り上げたけど、自分で釣り上げたやつはあまりにも疲れてしまったのと、最初の生臭いのでへこんで触りたくないのとで写真撮ってない・・・・・・。
 そんでなんだかんだいって夕方16時ごろに引き上げるまでに合計で7匹も釣れた。全部20kg前後の。
 ほかの種類は釣れなかったけど。

 見て、このでかさ。これは5本目かな。これも途中から引き上げるまでやらせてもらった。で、写真は触りたくないから、H氏が考えた触らずに大きさまでわかる撮り方ということで、一緒に寝転んでみたが、思わず触ってるし、俺。
 こんなにでかいのばかりなのに、というか、ばかりだったからか、後半、飽きちゃうのね。
 写真の5本目のあとに、S氏とB氏と臓器売買のことでえらい盛り上がってて、H氏が6本目を引きはじめたのに誰も立ち上がらなかったもんね。子どもやら女性陣も1匹目のときはキャーキャー言って見に来てたけど、それ以降2階から降りてこないし。
 さらには6本目を釣ったあとに連続的に7本目が来たときはみんなで、え〜、もういいよ〜、とブーイング。
 あんなでかい魚に感動しないことに感動した。
 しかし、王様フィッシング、最高だわ。
 一日だらだらして、1匹釣ったらラッキーなのかと思ってたら、小さいのを釣る方が難しかったとは。
 ビールも飲んで食事もしてえさ代やらガイド代やら小屋代含めて6000バーツだった。安い。これはまた来たいね。
 楽しかった。
 ホント楽しかった。T主催のオフ会はハズレがないな。最初は韓国焼き肉で2次会がアラブ人街で水たばこ、2回目はドイツ料理連れてってもらったし。またマイミクの人がいろいろとおもしろい人で毎回話聞いているだけで楽しいんだわ、これが。
 次はどこかな?