バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

昨日のラジオ出演の件とインド料理と今日の大雨と

スタジオの様子

 誰も聞いてない・・・・・・
 Yoshiさんに終了後電話で聞いたところ、音が途切れ途切れで聞けたものじゃなかったと。同じ時間帯に見ていた動画サイトはまったく問題なかったということなので、おそらく放送局の問題ではないかと。
 そうでなかったと祈りたい。
 17時からの放送で、打ち合わせはしないから5分前に来ればいいよなんてDJに言われてて、緩いなぁ、と思いつつ、ハマさんと16時半にナナ駅で待ち合わせ。
 ハマさんは飲みながら喋るといい、ビールを買う。俺も一緒に。ただ、タイでは昼11時くらいから14時までと17時以降夜中12時までしか酒類は販売していないから、コンビニでは買えないし。そんで、スクムビット・ソイ3の薬屋の冷蔵庫にビールを置いているのが目にとまり、売ってくれる? と。店主のおじさんは、本当はだめだけど特別だよ! なんて紙袋に入れて隠して売ってくれたが、店の前で開けて飲み始めた俺ら。すんません。
 久しぶりに歩きビールをしたよ。
 放送局はスクムビット・ソイ3の日本大使公邸よりスクムビットより、バムルンラート病院の入り口のソイの向かい、ロシア人売春婦がいるホテルの向かいのさ、骨董品みたいなの売っているビルの中。
 放送室も小さくて、テレビとか映画で見るような分厚いドアの中とかその外にスタッフがいてとかそういうのではなくて、ホント普通の事務所の一室のようなところ。しかもスタッフはいなくて、スタジオ内にあるパソコンで全部自分で弄ってた。パソコンってホントなんでもできるんだねぇ、と。
 そんで、報徳堂について詳しい説明もなくゆるゆるな感じでスタートし、終始そんな感じ。
 ハマさんはほとんど喋らない。時折、Yoshiさんへのメッセージを叫んでたくらいか。
 DJもクサナギ君の事件に触れ、クサナギ君へ一言、なんて無茶な振り方をする暴挙に!
 なんて言えばいいんだ、そんなときは。ちなみにハマさんは「Yoshiが応援しているぞ」って応えてた。
 そんなこんなでさよなら〜とかそういったのもなく、18時半でそのまま終了。
 そんで、冒頭のYoshiさんに電話したわけだが、聞こえなかったと。
 たまたまだろうと、実家に出ることを言っていたので電話してみる。
俺「あ、俺。聞いてた?」
母「なにが?」
 誰も聞いてねぇ・・・・・・。



 そのあと、ソイ3の入り口辺りにあるインド料理店「アクバル」へ。
 Yoshiさんも合流するということで、ナナのビアバーで時間つぶし。ロリポップという店の入り口のビアバー。
 日本語ができる呼び込みが、ハマさんに、アナタノコト、カノジョ、トッテモスキトイッテイル、イッショニスワッテイイカ? と。
 見たら、携帯弄っててこっち見てないし。興味全然ないじゃねえかよ。
 でもまあ暇だったので呼んでみた。俺とハマさんの間に座らせて。ちょい黒いがかなりかわいい。ハマさんは顔小さいねぇと褒めまくり。そのときは別にハマさんには言わなかったが、まあタイ人の女の子って結構小顔が多い。なのでこういうケースがよくあるんだが、近い側の小顔と遠い側の俺のデカ顔。普通の遠近法ではまあ遠い方が小さいんだが、逆になるわな。ってなるとき小学生のころに見ていた矢追純一のUFOの番組でさ、白黒の大きいのと小さいUFOの映像が出てくるのがあって、光の強さを調べると「実は大きい方が向こうにいて小さい方が手間にいるんです!」、会場「ええ! どんだけうしろのはでかいの〜!」っていうシーンがあったのを思い出す。
 小顔はみんな死ねばいいと思う。
 そしてアクバルへ。
 ほうれん草とチーズのカレーがおいしかった。
 タンドーリチキンを頼んでて、ハマさんが肉を切り分けてくれたんだが、残った骨の関節と関節の軟骨がくっついててひねったらビール倒した。そんで、もういっこ同じことしてたら、またビール倒した。で、ふたりに「肉しか見えてないのか!」って怒られた・・・・・・。はい・・・・・・。
 食後、ソイ5の徳利に移動し、焼酎「黒霧島」を飲む。いよいよ俺も焼酎が飲めるようになってきた。あとは赤ワインだけだ、飲めないのは。焼酎もうまいと感じるようになったし、大人になったなぁ。
 とりとめのない会話をしつつ、隣のテーブル、俺とハマさんの真後ろの席の会話が気になり出す。最初はそうでもなかったが、うしろのおじさんはタイ人女性と一緒に来てて、さらには店員相手に日本語で話したり、20歳そこそこと思われる店員の女の子に英語で「サイモン&ガーファンクル知ってる?」とか言い出したり、なにより笑いが特徴ある笑いになって、すごく気になる。平坦な感じ、文字で書いた笑い声を読んでいる感じとでもいうか。
 そんで、そのうちハマさんがそれに対して笑いをこらえているというのがわかってしまって、全員でツボに入ってしまい。もう笑った笑った。言っていることも数分ごとにムチャクチャになっていくし。会計したあとにトイレ行って戻ってきて「会計!」って。店員さんも片言の日本語で突っ込んでた。
 おかしかった。



 今日シーナカリン通りのマクロに買い物に行ったら、大雨。
 で、買い物終わったから車に乗ったはいいが、シーナカリン通りは大洪水。
 それでも帰らなければならないから、というか今帰らなかったら大変なことになると思い、突き進んでいったら、どんどん深くなってくる。
 もうフロントバンパーで水をかき分けている状態。1速で全開で踏み込んでも半クラッチが限界。これはまずいと思った。去年日本で大雨の高架下で水没して亡くなった人がいた事件を思い出した。
 あ、それで思い出したちょっと違う話。その事件の直後に日本から人が来てて飲んだんだが、その話になって、俺は、タイでもそういうことが起こることも多いだろうしパワーウィンドウが漏電で開かなくなることとか考えたらガラス割るハンマーとか買っておきたいんだ、ということを言ったら、逃げられたのに逃げなかったその人が悪いということを言っていた。すごいばかな人を諭すような言い方だったのに腹が立った。人はそういうときパニックを起こすものだし、ドアの3分の1まで車が浸かった状態でドアを開けられるのか? いい人だと思っていたが、見方が変わった。
 閑話休題
 そんでどんどん洪水が深くなってて、こりゃ本格的にやばいのでは、と。洪水は余裕で歩道の上に来ているし。
 ああ、この車も終わったかも、というころ、自宅そばまで来た。
 そんでなんとか交差点までついて助かった。うちの辺りは病院もあるし、ちょい高くなっているようだ。
 しかし、今後雨季が本格化するとちょっとやな感じだな。帰れなくなることもあるのかもしれない。