バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ネネ、喋る喋る

 ちょいちょい語録が増えてきたとか、文章を喋るようになったとか書いてきたけど、ネネの喋りがすごい進歩している。
 だが如何せん語録は増えたとはいえまだまだ少ないので、察するまでに時間がかかる。
 こっちが察してあげないと怒るし、最悪ビンタしてくるからね。
 先週の3連休の間に姉の家でアムの弟に返事の仕方を学んできたらしい。俺は何回も「はい」っていうのを教えてきたのに。やっぱりタイ語の方がいいのかね。
 タイ人の女の子とか、あと子ども相手とかで、呼ばれたら「ジャー」って言う。下からせり上がるような発音のジャー。
 そんなん習ってきたの知らないから、最初なにがしたいんだか全然わからなくて、かなりの回数ビンタされたよ。
 俺の前に来て自分のこと指さして「ネネちゃん」って言うからさ、そうだね、って。そんで怒るから、ああ俺も俺のことを指せばいいのね、と解釈。で、また「ネネちゃん」ってきたから自分のことを指さして「お父さん」ってやったら速攻ビンタ。難解なクイズの状態。
 最後に「ネネちゃん」って返したら「ジャー」って。
 そういうことか。
 でも、そのあと50回くらい呼ばされた・・・・・・
 あと支配下に置かれたテレビとかももう大変。
 映画とか見ているとLOSOとかバード・トンチャイ、ワンダーガールズやら少女時代のをディスクを持ってきて、見る? とか、好き? って訊いてきてなにも応えていないのに勝手に納得して替えられてしまう。
「ロー、ドゥーマイ?(LOSO見る?) オ〜(そうなんだの意味。感嘆)」
「アンニー、ピバー(これ、ピーバード)、オ〜」
「チョープマイ?(好き?) テルミー、チョープマイ? オ〜」
 なにも言ってないのに。
 最近レスキューのことを書くときに入れているマーク。

 これはギリシャ神話のアスクレピオス(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%94%E3%82%AA%E3%82%B9)の杖をモチーフにしている。これが携帯の写真に入ってて、携帯を弄らせないと「コードゥーレスキウ(レスキュー見せて)」って。そのうち俺の携帯を「レスキウ」と呼ぶようになった。
 その流れか、仕事に行くのも「パイポテットゥン(ポーテクトゥングに行く)」って。
 最近アムが会社という単語を教えたんだけど、うまく言えない。
 教えたのを知らなくて、今日ネネちゃんに言われた。
テーン、サット
 会社はボリサット。サットだけだと動物という意味で、アイサットなんて言った日にはもう罵り言葉で街中では大げんか。
 唐突に「この動物野郎!」みたいなことを言われたのかと思い、父はショックでした。
 っていうか、テーンって・・・・・・。