バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

師匠と結婚式とフードランドと

ディナークルーズの大型船

 朝、起きようとしていたところ電話が鳴った。
 ウルトラライトプレーン(ULP)の師匠、S氏からだった。
 引っ越してきたことでご近所となり。どうやら車の調子がおかしいということ。修理工場を訊かれたが、あまり知らない・・・・・・。
 そういえばシーナカリンのカルフールにBクイックという点検屋があったなぁと思いだし、動くには動くというので、伴走して行ってみることにした。
 出がけにネネも飛びだしてきて、一緒に行った。
 確かに車のエンジン音を聞くと、からからと異音がする。
 でも、Bクイックではできないというので、トヨタの工場へ持っていくことになった。
 バンナーのトヨタでいろいろと手続きをしている間、ショールームを見て回る。
 そのうちネネのテンションが上がりはじめ、車の周りをぐるぐると走り出す。
 最近ネネのお気に入りは一昨年大阪に行ったときに買ったお遊戯のDVDで、げんこつ山のたぬきさんとかいろいろあるんだが、中でもブーブーバスというが一番のお気に入り。これは最後に「とまる〜よ〜♪ ぎゅ〜」って歌いながらぎゅっと抱き合うんだわ。それをやれと。
 やれやれ騒ぐので、走ってくるネネを小さい声で「とまる〜よ〜♪ ぎゅ〜」と歌いながら待ちかまえ、ぎゅってして上げたらでかい声で「ぎゅ〜!」ってネネが叫んだ。セールスの女の子たちが笑ってたよ。まあ、かわいくなかったからいいけど。ホンダの方がかわいいな。
 どうやらガソホールを入れたためにエンジンの調子が悪くなったらしい。ホントか? ガソホールはまあ混ぜものの安い燃料ね。確かにガソホールが出始めたときにフェラーリが壊れたとかニュースがあったけど、ああいうのはオクタン価が高いのでなければ動かないエンジンだからと解釈していたし、その後そういった話は聞かないけどな。トヨタの人が言うには、ガソホールだとエンジンが渇きやすくなり壊れるんだとか。
 午後に上がるというので、いったん帰るために送っていく。
 最近のULPの話とかを軽く聞かせてもらった。勤め先がバンコク市内に移ったようなので、これからちょくちょく会えそうな予感だ。もうかれこれ数ヶ月も飛行機を見にすら行っていないが、早く行きたいなぁ。コンドミニアムを買ったために今年はお金のやりくりができそうにないが、見に行くだけでも行きたい。今は以前のアユタヤのあたりではなく、去年の空港閉鎖で一躍有名になったウタパオ基地のそばということなので、海で遊びがてら訪問してみたい。



 午後は同僚の結婚披露宴パーティー
 シープラヤ船着き場からシェラトンホテルのディナークルーズの船を貸し切って。
 別にスーツまではタイなんだからいいだろうと思って行ってみたら、みんなバシッと決め決めできていた。
 俺はワイシャツに、ノーネクタイ。
 恥ずかしい。
 っていうか、なんであんなおしゃれなんだ、みんな。
 で、また新郎新婦の交友関係もすごいね。200人くらいいてほとんど友人のようで。俺なんか1テーブルで済んじゃうよ。
 初めて新婦を見たんだが、すごくかわいい女性だった。
 しかし、あまりの周囲のおしゃれっぷりに完全萎縮状態のテーン君。
 仕方がないので、船のデッキに出て景色を撮っていました。

 ラマ8世橋だっけ? ついこの間白人の生首がぶるさがってたあの橋でしょ? ちょうど母が来ていたときのニュースだったなぁ。結局自殺と断定されたみたい。かなり長いロープだったから飛び降りた拍子に首から下がちぎれたらしい。翌日だったか同日に下が発見されてた。

 水上バス。サートーン通りのタークシン橋のちょい下流からスタートしてパークレット島のちょい手前まで、チャオプラヤーを縦に走るチャオプラヤーエクスプレス。各駅停車? 各船着き場で停まる便は時間もつぶせる小旅行にはもってこい。フリーコピーで働いてたときに取材したなぁ。片道所要1時間半くらいだったかと思う。

 バンランプー公園。どれだかよくわからないけど、バンランプーという木があるみたい。カオサン通りの近く。ロイクラトンとかで来たことがあるなぁ。この公園前の通りは学生向けの安いパブ街といった感じだったが、今もそうなんだろうか。そういえば唯一のチェンマイ旅行はここの前から出発した激安夜行バスだったなぁ。チェンマイで俺をバイクで轢いてくれたエーンちゃんは元気だろうか。

 バンランプー公園の向かい側あたり。メコンウイスキーの工場跡地だろうか。昨年父が来たときに唯一連れて行ってほしいと言われたのがこの裏のエリア。

 そしてラマ8世橋? を過ぎてすぐにUターン。写真は今はもう使われていないバンコク・ノーイ駅の時計塔となんか知らんが増設中のシリラート病院。シリラート病院はこの前王様も入院されてたっけ。初めてタイに来たときはまだ死体博物館も古くて、解剖学は医学生の実習棟の上、犯罪学の展示場は忠のがらくた倉庫のようで、司法解剖施設*1の真横だった。今はきれいな建物にまとめて置かれているが、ホント、人食いのシーウィーの標本なんかそれとはわからん感じに放置されてたなぁ。ちなみにタイはよくチ○コを寝ている間に切られる事件が多発するんだが、この病院はその縫合に関してはかなりレベルが高いらしい。

 渡し船。5バーツだったか10バーツだったかで反対岸に渡るだけ。タマサート大学のところからこれに乗ってシリラート病院に行ったり、バンランプー公園のあたりからスノーホワイトに行くのに渡ったり、カオサンにいたときは重宝したものだ。

 王宮。カオサンから近いのに、初めて行ったのはタイ語を習っていたときに母と姉が来たとき。在住者はそうめったに観光地には行きません。そういえば父が初めて来たときにも行ったんだが、外国人200バーツ、タイ人無料なのでタイ人のふりして入ろうとしたらめちゃくちゃ怒られた。そのあとアムにも怒られたっけ。アユタヤはそれが通じたが、やっぱ最高峰はだめね。

 三島由紀夫で日本人には有名な暁の寺。1回しか行ったことないや。ちょうどアムがネネの妊娠でつわりがはじまった日だったけ。そう考えてみると思い出深いが。そういえば、この寺そばの渡し船の船着き場に2mはあろう巨大なニシキヘビを抱えたおっさんがいたっけ。

 サパーンプット。プット橋ね。左側のチャイナタウン側は夜、若者向けの洋服市場になる。まだアムと知り合うずっとずっと前のときにゴーゴーの女の子とかと何回か行ったな。ま、日本人には買うものはあんまりないっしょ。
 このあとタークシン橋より下ってUターン。BTSは川を越えて開通したんだね。電車が走っているのが見えた。
 新婦がご両親への手紙を朗読。ネネが読んでいると想像したら、俺も泣きそうになった。



 困ったことに日曜の夜からまたハンドキャリーで上海に行くことに。
 なので、2次会もあったが帰らせてもらう。ま、萎縮状態で行けないっす・・・・・・。意外に人見知りなので、おしゃれな人とか熱い人は苦手で。
 しかし、食事もあまり食べられなかったので*2、ハマさんYoshiさんコンビがシーロム遼寧餃子館にいるというので合流。軽く食事をして、ちょっとビール飲みたいからフードランドに買いに行く。
 ふたりも特に行くところがないので、とりあえず一緒に乗っていく、と。
 そんで、タニヤを通って行ったわけだけど、ステッカーチューンの車なのでみんながなにかあったのかと見てくる。特にフードランドがあるパッポン2なんかはみんなガン見だったらしく。狭いので俺は見えなかったが。
 フードランドは自宅そばにもあるちょっと高めの24時間営業のスーパー。
 ビールと焼酎で迷っている間に、ハマさんも買い物があるとなにか探しはじめる。で、手に取ったものを見たら、カセットコンロのガス缶。それで、ああ今日は遊びに行かないんだ、とYoshiさんも買い物をはじめる。中年の男3人が主婦ばりに楽しくおしゃべりしながら赤い買い物かごを提げ店内を歩く。
 買い物終了後、2人をそれぞれ自宅まで送り帰宅。

*1:行政解剖かもしれん

*2:萎縮して取りに行くに行けなかった。ブッフェ形式で