バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

海外出張 日本出張編2日目

せんとくん・・・・・・

 エアコンが全然効かなくて暑い。ただでさえすぐ起きてしまう上に慣れない場所で眠れないというのに、こんなに暑くてはたまったものではない。
 ぎりぎりまで寝ようかと思ったが、寝られないし、日本のホテルの食事はどんなもんだろうかとレストランへ行ってみた。
 ブッフェ式で、和食みたいのもあれば洋食みたいのもある。ま、見渡した限りでいうと、しょぼい。タイの変なホテルの方がよっぽどましだ。さらにご飯が入っている業務用炊飯器を開けてみればべたべたの糊状のご飯が入っている。許されることならばひっくり返してやりたかった。酷いにも程があるのではないかね?
 いったん部屋に戻り身支度を改めて調え階下へ。チェックアウト。昨夜はせんとくんに迎えられた気分だったが、今日はあの不敵な笑みが憎たらしい
 しかし、暑い。盆地だからというのもあるんだろうけど、それにしても暑い。タイより暑いよ。そういえばこの季節に日本にいるのは7年ぶりくらいだ。とりあえず日本だからと2年ぶりにネクタイを締めて上着も持ってきたが着ている人もいやしない。
 待ち合わせの人らと客先へ。んで、ちょいちょいと会議を終えて、午後一に大阪市内へ。
 大阪でも人と会う約束をするつもりで17時の羽田行きの飛行機を取っていたんだが、アポイントがキャンセルになり、さてどうしたものかと。タイでの発券時に変更は1回につき1000バーツかかると言われてたし、とりあえずなにか食べようか、と。やっぱり大阪ならではだよね、と思いつくのは新大阪駅内にあるたこ焼きの店、たこ昌。2年くらい前に来たときも寄ったことがある店。今回は入り口そばの席に座ったんだが、なんかいらいらする。最初気がつかなかったがたこ焼きが来たあたりでふと気づいた。歌だ。なんか変な歌が店頭で流されている。大阪なんとか連れてって〜♪ とかエンドレスでかかっている。オリジナルソングか。すごいな。有名店なのかな。持ち帰りの客はひっきりなしに来てた。しょう油味とねぎの4個ずつのセットと生ビール。うまい。ねぎの方が好きかな。ソースはかけてもかけなくてもと言われたけど、ソース付きの方がいいね。
 さて。たこ焼きで時間を潰せるわけもなく。仕方がない、だめもとで伊丹に行って変更できるか訊いてみよう。
 というわけでまたエアポートバスで新大阪駅から伊丹へ。30分ちょいくらいで着いたのかな。近いね。
 受付へ行ってみるとあっさりOK。全日空いいね。受付の女の子もむちゃくちゃかわいい。全日空大好き
 20分後の15時のフライトが取れてすぐに搭乗口へ。売店マイケル・ジャクソンの雑誌、たしかニューズウィークの日本語版だったかな? を買って乗り込む。
 して羽田からまたエアポートバス。こからは地元の駅まで一気に行けるから楽勝。
 バスに乗ってから見えた飛行機。ちょうど俺が乗った飛行機の次に着陸したやつだけど、どこの航空会社だろう。黒塗りでかっちょいい。

 元々は18時ごろに羽田に着く予定だったが、全日空のありがたい対応により17時には地元の駅へ到着。
 そして実家へ。
 両親は毎年少なくとも1回はタイに来ているが、祖母は、あんなでかいもんが飛ぶわけがない、という感じなのでかれこれ2年半くらい会っていない。まあ、そんなに歳をとったおばちゃんではないし、電話では何回か話をしているので、元気であることをこの目で確認できて安心、といったところか。
 実家は20歳の時にここへ引っ越してきたしで、21だか22の1年間働きもせずにぶらぶらしてた以外はほとんどいたことがないし、タイにいる方が断然長くなっているので、どうも落ち着かない。今考えると21、22のころ働かない上に遊びまわれるだけの金があったんだから、なにかためになることをやっておけばよかったと思うわ。
 夕飯は刺身や寿司などを用意してくれて。いやぁ、うまい。またビールもうまい。キリンのラガー派なので、これは最高に来るね。
 途中から姉と姪っ子たちが登場。上の子は一昨年の12月にタイに来たときも2年前に来たときももうちゃんと憶えているからすぐに話しとかできたけど、下の子は実質今回が初めてのようなもの。ネネより1ヶ月か2ヶ月早いだけ。ネネとまったく違ってものすごい人見知りをするので、玄関から入ってきた段階で、なんか喋る豚がおるぞ! 的な警戒した目で遠巻きに見ているだけ。
 夜も遅くなったので帰る間際に下の子を抱っこしようとしたら泣かれた。2、3時間じゃ心を開いてくれないことはわかってたさ。明日、だな。
 寝る前に棚から美味しんぼの単行本を持ってきて読む。久しぶりだ。
 明日は免許センターだ。面倒だなぁ。