バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

寝言と眼鏡とお勤めと

 やっぱりいい酒はお腹を壊さない。昨夜Sさんに飲ませていただいた焼酎も地酒みたいなちゃんとしたお酒で、体に優しいというか。先週タニヤに行ったときに1軒目はウイスキー、2軒目は焼酎をそれぞれロックで飲んだんだけど、店の外に出たときにはすでにお腹がぐるぐる。悪い酒はだめね。
 昨夜は12過ぎに京都を出て、ハマさんと10分くらい、いかに有意義な情報をSさんが語ってくれたかについて熱く話し合い解散。タクシーで120kmくらいですっ飛ばしてもまだ家に着かない。田舎だわ。
 そういえば居酒屋 京都のトイレは外の共同になっているんだけど、トイレに行くたびにド田舎の雰囲気を醸した空気が流れててさ。それを感じ取って、サムットプラカンに引っ越してきたことが正しかったんだなぁと寄った頭の中で理解した。アムの田舎とかも好きだし、日本にいたころや旅行でタイに来ていたころは都会好きだと思ってたけど、意外と田舎好きなんだな。静かだしね。引っ越してきてからよく眠れるもの、ホント。
 普段飲まなくなってからいい酒であれ悪い酒であれ、体が火照ってしまって寝つきが悪い。1時間おきに起きては水を飲んでってやってた。
 朝、起きたらアムが寝言を言ってたと。日本語だったからよくわからなかったらしいが一部はちゃんと聞こえたようだ。
ハマさん、ハマさん、dfghjこ! 」
 ハマさんを呼んでたらしく・・・・・・。俺の中でどんだけハマさんがウェイトを占めているんだか・・・・・・。
 実際自営業の話を昨夜は散々してきたものだから、商材を探す旅にハマさんと出る夢を見てた。変な男につきまとわれて、そいつが旅館に置いてあるような浴衣を着ててさ、それをツッコミをいれているハマさんもまた浴衣で、それに俺がツッコミ、っていうのがあったから、それかな?
 次ハマさんにあったとき、ポッ、てなるかも。







 直行の用事があったから遅めに起きて。
 ネネもアムも起きてきてた。
 それで出かけようとしたらネネが呼ぶ。
「ウェンター・ユー・ニー・ナ! (眼鏡はここだよ!)」
 かける本人が忘れてて、2歳児に眼鏡を忘れているよと指摘され・・・・・・。







 昨日のSさんもそうだし、仕事を楽しんでいる人と話をすると、もっとがんばってみようという気になるね。
 会社のの地方の事務所の人も仕事を楽しそうにしている人がいて、その人と話していると、今の仕事も意外とおもしろいんじゃないかと思えてくる。
 会社員になってもう4年。社内でも取引先でも、くずみたいな人もいるが、自分の仕事に誇りを持ってやっている人もいたりして、小さい会社でも楽しんでいるようで、そういう人たちと話をしているとこちらも楽しくなってくる。
 昨夜Sさんと話をしてて、来年辞めるつもりでいるのは変わりがないけど、辞めるまで全力でがんばってみようかな、なんて酔っぱらった頭で考えてみたりしてた。実際商社ということでいろいろな情報から利益を出す方法を考えるというのは今後にも役立つだろうし、最近、少しだけ今の自分の立ち位置が好きになってきている。仕事が少しだけ楽しくなっている。
 と言いつつ、嫌いな人がそばにいるのでがっくりとやる気がなくなるんだが。
 人のせいにしてはいけないね。
 でも、だめなものはだめ。
 さてどうしたものか。
 なんか日本人を新しく採用しようという動きがあるみたいで、これを機会にクビになったらいいなぁ、と。タイの法律ではいかなる理由であれ会社が従業員を辞めさせる場合法定退職金は会社で定められている退職金とは別に3ヶ月以上なんだって。そうであれば、俺は辞めるときに最低でも5ヶ月分は入るわけだから、来年の自己都合退職よりも都合がいい。それから失業保険が外国人でもちゃんともらえる。8000バーツくらい。クビになっても安心。というか、クビになった方がいい。
 いかんいかん。
 がんばって仕事をしないと。勉強のつもりでね。