バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

テパラックの居酒屋 京都

 自宅近くに京都という居酒屋があるということを前からマイミクのSさんに聞いていて、今回久しぶりにSさんと会うために行ってみた。ハマさんも一緒に。Sさんはソンクラーンのときにオフ会の釣りでお会いしたきり。
 Sさんにアランヤのことを教えてもらったりと、最近レスキューのときにハマさんとのもっぱらの話題となっている自衛のために自営で独立しようということに関してとても有益で有意義な情報をいただいていたので、今回もいろいろと教えてもらえればという図々しい意図も。
 店はテパラック通りのスクムビット、シーナカリン側から見ると外環高速の橋を過ぎて右手に日野の看板が見える手前。ギンゲーウまで行かない辺りか。そこに中古車販売センターみたいなのがあってその中を入っていけばすぐにそれとわかる居酒屋がある。正直タイの食堂みたいなところで適当にやっているところなのかなぁ、なんてイメージを持って訪ねたわけだが、全く違う。それこそバンコク市内にある変な所とは違って、ちゃんと店内も居酒屋らしく飾ってあって、日本でもこういった店を経営されていたご主人 Oさんが本格的な和食を作ってくれるのだ。値段はバンコク市内と変わらないが、量は多い。味もまたおいしい。これはホントSさんにいいところを教えてもらった。また今度遊びにきたい。Sさんの自宅も近いことだし、家族ぐるみでおつきあいできたらおもしろくなる。
 さて、ビールからはじまり、途中でSさんが持ってきてくださった焼酎にチェンジ。ハマさんもSさんも九州男児芋焼酎が普通らしく。最近飲めるようになった俺なんかは焼酎の味がわかっているのかいないのか自分でもわからないけれども、一口飲んで芋焼酎というのはわかった。というか、最近みんなと飲みに行って焼酎となると芋焼酎ばかりだけど、やっぱりまだ焼酎を飲むということに慣れていないというかトラウマがあるというか、この独特の香りは大好きになりつつある段階で結局はまだ慣れきっていないのかしらね。九州男児らは逆に普通なのでそういう香りが逆にわからないと言っていたっけか。
 俺とハマさんの勉強のための質問にも、いろいろとエピソードを交えながら惜しみなく教示してくださるSさん。そして酔いが心地好く回り子どもの幼稚園の話やプライベートの話をいろいろとして楽しく過ごした。6時半に待ち合わせてあっという間に12時過ぎ。ホント楽しい時間を過ごさせていただきました。Sさん、ありがとうございます。
 京都のご主人、女将さんも22時閉店なのににこやかに長居することを許してもらい大感謝です。
 俺はこういうのが好きなんだよな。日本でも友人らとは居酒屋で7時くらいから夜中4時くらいまで平気で喋くり散らかしたりね、こうやって話をするのが好きだ。一時期は、と言ってもアムと知り合うずっと前までのことだけど、ゴーゴーとか女の子がいるところを好んで回ってたころもあった。でもそういう遊びが好きじゃないことに気がついて、本来の遊び方に回帰した。こういう有意義な時間に金を費やすのはいい。やっぱりカラオケとかね、女の子と喋るのもそりゃ楽しいけれども、翌日のへこみようったら。
 楽しかった。
 そういえばハマさんから、このブログでのハマさんの書かれようについて苦情があった。10の内9のいいことと1の悪いことがあったら、悪い1を20にして書いているからね。おもしろおかしく書いているんだが、やっぱり2年前の12月にランナムのティダイサーンでうちの一家に会い、姉から「ハマさんってあの?」と言われたのがなかなか。ハマさんの親やご兄弟にこのブログがみつかってしまってもやっぱりまずいだろうし。
 実際ハマさんとはレスキューのみならず公私ともにお世話になっているし、かれこれ知り合ってから11年と長いつきあいになっている。年嵩の友人として、そして頼れる兄として、ハマさんは本当に尊敬できる人です。このブログを見て、ハマさんって相当いっちゃっている人なのかしら、なんて面識ない人は思うかもしれないけれど、実際はそんなことはない。誇張もいいところだし、脚色して事実と異なるときもある。
 長いつきあいの中で内輪受け的におもしろおかしくハマさんのことを書いてしまおうという甘えと無礼があったね。今回のハマさんの苦情を真摯に受け止めて、今後ブログでのハマさんの表現を改めていきたいと思う。実際は改めないけど。