バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

父来タイ IN 2009 4日目

姉の誕生日だったみたい

 朝は床屋へ。父が髪を切りたいというので、俺の行きつけの床屋へ。

 そのあと両替とアムの家族との会食のためにバンコクへ。
 ワートレ向かいのビッグCで軽く昼食。8番ラーメンがいいと思っていたが、アムに猛烈に反対されてクーポン食堂に。
 ネネは落ち着かない。近くにゲーム広場があってそこから音が聞こえるからだと思う。そんで連れてってあげて、試しにボールプールの身長制限訊いたら入れるって言うんで、入れてあげた。今までは身長で断られていたけど、今日は初めて入場することができた。

 テンション上がりまくりのネネ。ちゃんと見ていなくてもどこにいるかわかる。常に叫び声を上げているからね。
 終了後伊勢丹に行き、ぶらぶらと歩く。トイザらスに寄っておもちゃを買ってもらったり、紀伊国屋に寄ったり。
 それから伊勢丹スーパーで日本米や、父がアムとネネにうどんを打つというので材料を買ったり。
 そのあと子ども服売り場の滑り台ゾーンでネネが遊んでいたんだが、ネネの大活躍で男の子を助けることになった。
 最初、ネネが遊んでいる周りを10歳くらいの男の子らが全速力で走りまわっていて、危ないなぁ、と。でも、注意するのもどうかと思って黙ってみてたら、滑り台の下でその男のらがなんか騒いでいる。けんかかなぁと思ってたら、ネネがその輪の中に入っていくし。どうすんだろと思ってたらネネの声。
ロングハイ・タンマイ!? (なんで泣いているんだ!)」
 いやいや、ネネちゃん、ほっとけばいいから。
 んで、ネネがその輪から出てきて俺に、
ミー・コン・ローングハイ、ミー・シーデーン・ナ(泣いている人がいるよ、赤いのがあるの)」
 って。いやいや、わかってるから。さっき大きい声で言ってたの聞こえているから。
 なんて笑ってたんだけど、赤いのってなんだろ、と。で、じわじわっと嫌な予感がして見に行ったら、男の子が額ぱくり割って血だらけで倒れているし
 急いでアムにガードマンか店員を呼ばせて、近くにいた全然関係ないお父さんに濡れた布を持ってきてもらって応急処置。勢いよく鉄の枠に突っ込んだみたい。近所の子どもたちで親とは来ていないらしく、布を持ってきてくれたお父さんが電話で親を呼んでくれた。そこにガードマンも来て医務室へ移動していった。救急かばんを持っていればよかったけど持ち合わせていなかったので、素手で頭を触ったから血でベトベトになってしまった。そこに居合わせた別のお母さんに、素手で触らない方がいいのに、って。子どもだから大丈夫だろうし、そう言っていられるほど血の量が半端じゃなかったよ。
 レスキューしちゃったよ。
 夕方近くになったのでビッグCに戻った。そこでまたぶらぶらしてたんだけど、ネネがサングラスが並んでいる回転する台を全力で回しはじめる。慌てて止めるんだけど、隙を見て別の台をまた全速力で。最後、髪留めとかゴムが並んでいる同じタイプの回転台を回して、商品を床にぶちまけた。ごめんなさいは? って訊いたら、笑顔でビンタしてきた
 ハマさんの紹介で、ソイ・ランスアンにあるクルアナイバーンというタイ・シーフード料理屋で会食。案の定アム一族は時間に来ない。その間、ネネは異常なくらいのハイテンションで店員に話しかけたりしている。たぶんみんなに会えることがわかっているのだろう。で、アムの母らが到着するとテンションは最高潮。もう胸がいっぱいらしく、歩き回って食事ものどを通らない状態に。
 どれもこれもおいしくて、ここはお勧めだ。場所はランスアンのルンピニー公園側。ウォンリーの向かい辺りなので、ルンピニ公園のところにある三叉路からすぐのところ。
 食事中、DVDカメラでアムの口元をずっと撮ってたらものすごい怒られた

 だいたい最初に入ったときに俺と父が並んで座っているのに、アムはテーブルの反対側にひとりで座った。別にいいんだけどさ、どんだけ自由なんだよ、と。そんで向こうにアムが見えるから撮ってみてただけなのに。ものすごい目をひんむいて怒ってたよ。