バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

怖い夢を見たこととホンダに行ったことと取材に行ったことと

 今日は有休を取った。来週と来月に立て続けに訪タイ者がいるので、空いているところで休んでおかないと有給を消化しきれない。なんとしても全部使い切るつもりだからね。
 で、休みなのに、書き物の締め切りやら脱サラに向けた準備やらホンダに車を取りに行って、夜はフリーコピーの取材だとかで会社に行くより忙しい。
 来客って書いてて今思い出したが、今朝来週来る客から電話があって何事かと思ったら、チケット取れてなかっただって。1月の頭に、1ヶ月前に発券すれば安くなるから急いでアポイントを取ってくれって言われて取ったのに、出発の前週にチケットが取れてないって、おかしくね? もう呆れて文句も言う気になれなかった。っていうか仕事はどうでもいいんだが、俺の有給計画を邪魔しないでほしい。
 昨日も夜中3時くらいまで書き物をしてて、今朝は続きをやらねばといつも起きる時間に起きるように目覚ましをかけていた。
 でも、ネネの方が先に起きてしまい、アムも起きて隣で喋ってたみたい。
 ちょうどそのタイミングで夢にうなされた。
 レスキューの格好で誰かと病院みたいな所に来るんだけど、停電で逃げなければならなくなる。で、彼はものすごい早さで薄暗い廊下を走って行ってしまうのだが、彼が通り過ぎたベンチの下から黒い影が人型になって追いかけようとする。うわあああ、と思いつつ走ってたら急に向きを変えてこっちに突進してきてさ、念仏を唱えれば大丈夫だろうと思ったらあっさり捕まった、っていう夢。
 夢の中で念仏を唱えながら捕まったので、こんな感じに叫んでたと思う。
ナンミョウホウレェェェェェンギヨヨヨヨヨヨヨヨヨ!
 って。
 これを寝ながら叫んでたらしく、アムに叩き起こされた。ネネも超引いている顔してた。
子犬が熱湯をかけられたときの声みたいだった
 って笑うアム。
 っていうか、たとえおかしくね? やったことありそうだから怖いよな。




 2時間ほど書き物をして10時になったのでホンダに行った。
 まだホイールが来てないから完了してないけど、先に車だけ持っていってもいいよ、って昨日確認したら言われたので。もう2週間経っているのに、まだ来てないってどういうことよ。ULPの師匠に2週間以上かかるよ、ディラーの場合、って言われたけど、本当だった。
 まあ、前に住んでいたところならば車がなくても問題なかったけど、今のところは車がないと超不便なので途中でも引き取っておこうと思って行ってきた。
 出がけにネネもついていくと言いだしタクシーで出発。運ちゃんにウドムスックのホンダって説明しようと思ったけど、インド人みたいな顔しているからタイ語通じているか不安になった。よく喋るいい兄ちゃんだった。
 普段は水だけ飲んで雑誌読んで待っているんだけど、ネネもいるし、初めてサービスカウンターを使ってみた。オレンジジュースとかパンとかただで食べられる。パンはそこそこおいしいものだった。
 ホイールは今朝ついたみたいだけど、タイヤを付けてないので明日以降にまた来てくれれば、と。そのときに保険屋への請求書とかにサインしてくれってことで、本当に車だけ引き取ってきた。
 レスキューのステッカーも全部なくなった。ガラスに貼っているのは残っているけど。
 2週間ぶりのジャズ。やっぱこの車はいい車だわ。マニュアルもすごくいい。どうしようかな、売るの。もうちょっと考えようかな。ただ、アムが運転できないかもしれないし、とりあえず、土曜日にホイール交換に行ったら下取りの査定だけしてもらおうと思う。
 行きのタクシーも帰りの車もネネはおとなしく座っていた。ただ、おとなしいのは座っていただけで、喋る喋る。ノンストップで喋り続けてた。オレンジジュースとパンが口に入ったときだけだよ、黙ったの。アムが運転するようになったら気をつけさせないとな。車内で子どもに気を取られて事故を起こすケースって多いらしいから。





 床屋に今日も行けず。取材だからと思って、車取りに行った帰りに寄ってみたが、今日もやってなかった。
 バイタクでオンヌットまで行ってBTSで取材先に行こうと思ってたら、コンドミニアムの入り口でタクシーから呼んできたので乗っていった。この時間、スクムビットのソイ22に行きたがらない奴が多いから最初からバイタクのつもりだったんだがラッキー。しかも、道を知っている運ちゃんでよかった。前にソイ31に行くときに全然道がわからなくて、説明しているのに外人だと思って遠回りしてた奴がいたけど、ホント、ああいうのはストレスが溜まるね。
 今日の取材先はスクムビット・ソイ22にある居酒屋「よしのやま」。マンボってオカマショーをやっていた会館の裏手、ケイジャン料理を出すバーボンストリートの隣辺り。
 以前は別の名前で、そのときは来たことがある。小さな店で、1階に10人くらい座れるカウンターと4人掛けのテーブルが3脚だけ。
 料理は70バーツから150バーツ前後がメインで、メニューの量も多くもなく少なくもなく。刺身は少なかったかな。3月から4月末までジンロを2本開けてくれたら1600バーツのところを1500バーツに割引の上に刺身の盛り合わせセットを付けてくれるそうだ。刺身の入荷は月木らしいので、その日が狙い目という感じかね。
 試食させてもらったのは刺身盛り合わせ、海老チリソース、鶏南蛮タルタルソース、手羽餃子、レバニラ炒め、焼きそば。どれも特筆すべきうまさではなかったけど、文句はない感じだった。日本人が関わっているようには見えなかったけど、それにしてはがんばっている方じゃないかな。
 取材にはいつもの友だちと、以前韓国焼き肉屋に広告の文句言われに駆り出されたときに来た営業の女性が来た。もう出たのかどうか知らないけど、営業の人が俺が書いた特集がとても評判がいいとか褒めてくれるし。読者から賞賛の電話がかかってきたとか言っているし、本当かよ、と思いつつ、気分は悪くないよね。
 で、愛人はほしくないのかとか、私はどうだとか、そんな話をしてきて、まあ、人に好かれるというのは嫌ではないよね。本当に言っているとは思えないけど。友だちは、前の会社で経理していた子で知り合ったときにはもうアムと一緒に暮らしてたわけで、あまりそういうことをしないというのを知っているし当時の日本人同僚たちもみんな特定の人がいたから、日本人はあまりそういうことしないよ、って助け船を出してくれるんだけど、なぜか営業の人は引き下がらない。なんだろ、本当に好きなのか? って思っちゃうよね。
 のらりくらりとかわしてたら、私はいくつくらいに見える? って言いだし。こっちが気を使うよ。20歳前後の子に24? とか言っても、まだ若い。35か36くらいかなって思っている人になんて言えばいいんだよ。とりあえず、俺と歳そんなに変わんないんじゃない? って。これで充分だと思ってた。18歳なの〜、とか言ってるから、34は固いかなと踏んでて
 28歳だった
 ほら〜。28歳って段階でもう相手に気を使わせることになるんだから、自分の歳を当てさせたらだめ。
 帰り際に、どういうことだ! って詰め寄られたし。
 どういうこともなにも・・・・・・。