バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

居酒屋さくら

居酒屋さくら

 夕方、アムが姉のところに行くというのでバーンラック署のところへ送った。
 で、帰り道で、そういえば今日の夜はなにを食えばいいんだ? と気がついた。2日連続胃が痛んだのでビールは避けるべきだったかもしれないけど、でも、本当にまた痛むのか知りたくて、なんか飲みたくなってきた。かといって、ひとりで飲むのも嫌だし、ハマさんに声をかけてみた。ちょうどハマさんはこの前のアランヤで買ってきた物を捌くためにタニヤに行くというので、家に帰ってすぐにタニヤへ行った。ハマさんの上司であり、俺のかつての同僚だったA君も合流するという。去年のバレンタインのころに会ったっきり。
 バーンラック署ってタニヤに近いんだよね。なんと効率の悪い。つまり、朝から見ると、サムットプラカーン→バンコク(会社)→サムットプラカーン(帰宅)→バンコク(バーンラック)→サムットプラカーン(帰宅)→バンコク(タニヤ)。何往復してるんだ。
 タクシーがなかなか捕まらず、10分遅れでタニヤに到着。ハマさんのお薦めで以前タイニーというスナックがあったところにできたさくらという居酒屋に。
 枝豆、エビフライ、焼き鳥盛り合わせ、焼きなす。エビフライは酷かった。線かよ、ってくらいえびが細くて、メニュー内の謳い文句の冷凍じゃないいいえびなんて、それ以前の問題。衣も分厚くて遊園地のフランクフルトっぽかった。焼きなすと焼き鳥は問題なかった。
 だが、この店のファンになってしまったよ。なぜなら。

 生ビール(80バーツ)がきんきんに冷えているから!
 こんなにいい生を出す店はバンコクにはそうそうないよ。しかも毎回毎回のオーダー時に凍りかけたグラスに注いで持ってきてくれるからね。素晴らしいの一言。7杯も飲んだ。
 そのあとハマさんのビジネス開始まで時間があったので、プレイガールに。お気に入りのはいなくて、バイカーがいたからバイカー指名でバイクの話三昧。
 ハマさんのビジネスはとりあえず知り合いのチーママが代理で捌くということになって、まあ期待できそうな結果に。
 そして、豚丼。いいなあ。日本で豚丼を食べたことがないけど、牛丼より好きだ。
 それからA君と別れてフードランドへビールを買いに。なんか家帰って飲みたくて。
 あ、やっぱりさくらで一口飲んだら胃が痛くなったわ。でも昨日一昨日ほどではない。持参の胃薬飲んでどうにか堪え忍んだ。そのあとテンション上がって痛みはなくなったけどね。
 フードランドでドイツビールとつまみにハムを少し。カマンベールチーズのグラム売りがあったんだけど、今日はなかった。
 タクシー乗るのに歩いてたらジムトンプソンの店の前で、年末に2回行って散財した店の子に出くわした。なんで来ないんだっていいながら下っ腹にチョップを入れてくる。言い訳で口を開いてもチョップかましてくるし、なんか、いい! 今度行こうと思う。
 タクシー乗るところでYさんから電話。でももう酔っぱらいすぎてて無理っすと断り。
 家帰って、ビール飲まずにそのまま寝てしまった。寝る前に胃薬飲んだ。なんか、薬に頼っているというか、胃腸が弱くなったというか。もう量ではなく質で行かなければならないかな。たぶん今は俺の人生のひとつのターニングポイントだと思われ。いろいろな意味で生き方を変えなくてはいけないのだろう。ずべてはネネのため。