バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

山岸と寅次郎と最愛と

 昼間、スクムビット・ソイ26のKビレッジへ行った。ダイソーの大きめの店舗があって、アムが買いたいものがあったので。
 ちょうど昼飯時だったので、つけ麺で有名な大勝軒の山岸に行った。父が勤めていた会社の真裏にあったので、父はそれこそ何十年と通っていた。言葉を交わすほどの時間はお互いになかったようだけど、大将とは顔見知りだったようだね。
 これで俺は3回目。麺がなんか違うのではと思っていたわけだが、父が言うには若干スープの癖が物足りない感はあるけれどもほぼ池袋の大勝軒の味を再現できているということだった。




 夜はまた同じところへ戻ってきて、新しい友人と初対面の飲み会。
 バンナーの先の辺鄙なところに住んでいるなと俺自身思っていたわけだけど、この新しい友人のSさんはさらに先のギンゲーウ辺りに住んでいるという。
 不思議とタイでは出会わない1977年生まれで、俺はなんかうれしかった。ジュエリー関係の仕事をしていて、ご自分でも義眼を作ったりとなかなかすごい人なのでどんな怖い人が来るかと思ったら、気さくでよかった。
 ハマさんと3人で寅次郎へ。結構人が並んでて、20分くらい待たされた。
 珍しく顔見知りのLちゃんの担当エリアの席になった。が、おばちゃん店員が主に注文を取りに来る。我々の目なのか、Lちゃんの態度なのかでなにかを察して聞きたそうにしていたので「ハマさんはLちゃんの元彼だ」とか「ハマさんはまだLちゃんのことを好きでしょうがない」とか「Lちゃんのことを忘れられないって言ってるよ」とかまた余計なことを伝えておいた。
 飲まないと決めておきつつまたべろべろに。でも、木曜のように焼酎じゃなければいいじゃいかと日本酒をお願いさせてもらった。飲めるもんだね。2リットルを3人で空けちゃったもんね。でも、結構酔っぱらってたな。ハマさんがさんまの握りを追加で頼んだときに「これ、ギーカン?」って。カンは1貫2貫のつもりだったんだけど、日本語だよな。この言い方だと「この握り、何台?」って車になっちゃうわな。
 楽しかった。Sさんは来週一緒にレスキューに参加。





 そして。
 もう行かないと決めたタニヤへ。結局。
 そこそこいい時間で、もう店じまい的な雰囲気があって、適当に案内された最愛って店に。
 つけた女の子が森高の雨を歌ったりとおもしろかった。
 まあ、普通の飲みの感じだったんだけど、最後がすごかったわ。
 ハマさんが女の子の写真を撮り始めて。しかもローアングルから。床に這いつくばって撮ってるんだよ。その証拠写真あるんだけど載せていいかな? 女の子もわりとのりのりで撮らせてくれてて、ハマさんもテンション上げ上げでやってたんだけど、会計してから30分もやってたよ。最後ママさんか誰かが延長取るぞと怒りに来た。
 ハマさんの本当の姿を見た気がした。
 そのあと牛野屋行った。また豚丼食べた。カウンターの下にKOKOがあって、俺の書いた記事がちゃんと載ってた。報徳堂の話。ハマさんの姿は腕と鼻先がちょこっと載っているだけだった。なぜ写真を加工されたのかは不明。もっと紙数増やせないのかな。せめてあと1枚(4ページ)増えたらもっといい特集組めるのに。