バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

忙しい・・・・・・

 なんか忙しい。で、忙しいのにまたタイ人スタッフがケアレスミスをして俺の仕事が増える。もう、文化の違い、という思考の停滞に達するところまで理解不能だ。同じミスって仮にあったとしても、30回とか40回繰り返すのって普通じゃないはずなんだけど、こっちにいると普通なのかもしれないとすら思える。
 夕方からとある客先の関係で2年前くらいから急に頻繁に連絡をとるようになった日本の支店の人が来て、水曜までアテンド。
 メーカーさんも一緒に来て、まずはシーロムはソイ・コンベントのブアに。ここのタイ料理はいつ来てもある程度の水準を保っているから安心。それにビールがいつも冷えててナイス。
 まずは1軒目にタニヤに。いつものスーパークィーンから。今日は女の子も多くてすんなりここに決まる。が。ここのアジアというオカマのチーママがきつい。なぜかいつも部屋に来てて出て行かない。そんで下手な日本語でつまらないことばかり喋っている。出て行けって言いたいんだけど、わりと融通を利いてくれるところがあって言いづらい。なんとかならないかなあ。
 今回は顔合わせということでシーラチャーから異動になったO君が一緒。彼がいるといろんな意味で助かる。また、タイ語もさることながら普通に歌がうまくてさ。彼の歌を聞くのは結構好きだったりする。客といようがなんだろうが気分が乗らなければ歌わないし、自分が嫌なことを人には勧めない俺だけど、O君には、歌いなよ、とか言ったりする。ホントうまいんだわ。シリーフールズをちゃんと歌える日本人なんてこのO君と時々コメントをくれるS君くらいだわ。
 次に、ブアに行っていたときにいろいろとタイの話しをしている中で、ゴーゴーバーというキーワードが出たときに食いつきがよかったのでパッポンに。
 パッポン2を歩いていたら、某店の前で元ジャンキーのSちゃんに遭遇。ミニのドレスで呼び込みしてた。何してんだよ。まもなく40だというのに、小柄だからか通用しちゃっているのが恐ろしい。普通に引いたわ。電話番号をくれという。前の携帯をなくしたらしく。年に何回なくすんだ、こいつは。で、携帯はロッカーにあるからってワン切りしておけって言うんで、したら5分後に電話が来て、アンタ誰? だって。終わっているねえ。
 まずはキングス2に。客が全然いない。女の子も全然かわいくない。ひとり、もう10年も前からいる子がいて、お互いに顔は知っているけど名前は知らない、みたいな。客が多いと、おいデブ! とかステージの上から罵るだけで近寄ってこないけど、暇だととりあえず近況だけ聞いていなくなる。今日は珍しく座ってきてビール飲ませろというので奢った。彼女曰く、やっぱりパッポンは今全然勢いがないって。かわいい子はみんなナナかカウボーイに行っていると。彼女自身もナナのレインボー4とタニヤのパラダイスって言ってたかな、その2ヶ所にも名前を入れて気分で回っているみたい。パッポンは長く務めた義理もあってたまに来るみたいで。そういえば板尾ママもいなかったっけ。キングス3にいるらしいが。で、そんな話をしている間も名前を聞かず、結局お互いまだ名前を知らない。10年はいるよねって聞いたら、そうだね、って。何歳か聞いたら29になったって。そうだよなあ。っていうか、29でまだ踊るかね。
 次にオカマを見たいというので、改装後のキングスコーナーへ。キングス3は100%オカマで行く勇気がなかったので、50%50%のコーナーへ。って、99%オカマじゃねえかよ! 踊っているうちの3人くらいしか女がいないぞ。しかし、ここも古い子は相当古いね。時々コメントをくれるKENさんがわりと仲よかったベスちゃんもいた。この子はホントかわいいね。まあ、俺はそんなに話したことないから見てただけだけど、後半横に立ってて話しかけてきた。ちゃんと俺のことも知っててくれたみたい。なんか嬉しかったし、嬉しくなった自分にも微妙な気持ちになった。
 俺はここで帰宅。O君とメーカーさんはこのあとカウボーイで3軒くらいはしごしたみたい。コヨーテの存在を知らなかったらしく、会計でどエライ請求が来たらしく。