バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

母来る

 元々ネネ弟の出産は7月29日ごろということになっていて、アムの誕生日が27日だからその日にすれば今後誕生日を7月に2回もやらんでいいじゃないかと言っていた。どうせ帝王切開だし、日にちはずらせるだろう。ネネのときだって「じゃあ明日産みましょうか」なんて急に決まったわけだしさあ。
 なので、7月25日くらいに来れば出産に間に合うということで、母は2ヶ月くらい前に飛行機の予約をしたわけ。
 で、そのあとになって、これまたネネのときと同じように読みが間違って半月早まったわけで。それで母が来るまでの間も来てからもアムの妹に手伝いに来てもらっていたわけだが、アムの母も来て、結局マイナスの要素が大きくなり、アムひとりで家事した方が楽な状況に。ものすごいストレートに言うと、アムの母ちゃん、ひどいな。家事ができないしやろうともしない。洗濯機の使い方も知らんわ、知らないなら聞けばいいのにそれもないし。ものすごいばあさんに見えるけど、実際まだ40代だし。偶然という言い方をしたら変だが、アムの妹の親戚(父親が違うのでアムの親戚ではない)が病気で入院しているからとアムの妹が手伝いに駆り出されていき、一緒に母も帰ってもらった次第。というか、あの人はネネとネネ弟をどう思っているんだろう。ほかにも親戚がいるんだからふたりで引き上げなくてもいいのに。母に残られても困るけどさ。ネネのときも一度もバンコクに上京してこなかったが、弟が夫婦喧嘩したときは来た。基準がわからん。
 で、うちの母は夜着く便で来たので、家についたときはネネは寝てて、弟だけがちょうどおっぱいで起きてきた。ネネに配慮し、最初はネネだけを相手してしばらくしたら弟を抱っこする計画だったらしいが、そんな必要はなかった。
 でも、一応翌朝起きてきたときにネネだけを相手しようとしてたら、ネネがこっちに赤ちゃんがいるって言い出したようで。
 ネネは気にしていないような感じだけど、本当はお母さんを取られてしまって悲しんでいる。昨日の夜、ベッドでDSのマリオカートをやってて、弟が声を出したからそっちを見たら、
「おっさんもネネをもう愛してくれてないんだ」
 って。おっさんって俺ね。お父さんが省略化されておっさんになってしまった。土日にあれだけ一緒に遊んだつもりだったが、そういうのが心に引っかかるみたい。
 しばらくはネネに配慮しないといけないね。