バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

今のうちにと今日は忙しかった

 ネネを幼稚園に送り、母に弟を任せて、まずは役所に。
 タイの場合、出生届をして国民番号を受領したら、それを持って郡役所みたいなところに行ってタビアンバーン(住居登録証)に登録しないといけない。タビアンバーンは不動産に対する住民台帳みたいな感じなのかな。だから、土地を持っていない人にはないので、土地を持っている人のタビアンバーンに入れないといけない。アムの姉は無駄に見栄を張る所があって、早々にバンコクのおばさんの旦那のタビアンバーンに移し替え、バンコク人のふりをしている。アムはずっとコラートの方だったので、ネネが生まれたときはそっちにわざわざ行った。今の家を買ってからはこっちのタビアンバーンになったので、非常に楽だったわ。
 そして、それが終わってから90日レポートの提出。あれって意味あんのかねえ。サムットプラカンのイミグレで、なんかやたらミャンマー人やらカンボジア人がいた。百数十人って感じ。30人入ったらいっぱいの事務所なので、外に特設会場作ってなんかやってた。
 完了後自宅に戻り、今度はアムが降りて母とバンコクへ。両替大使館に日本の出生届
 両替はワートレ向かいのスーパーリッチ。最近では最高と思われる0.379だった。ラッキー。
 それから、ワートレ内の銀行に行き、5月にオープンしたばかりの小籠包の店、鼎泰豊(ディンタイフォン)に。夜だとかなり待たされるみたいだけど、その時点で13時だったので5分も待たなかった。どうも台湾人の従業員が現地から来ているのか、手際もよく味もよかった。台湾で食べたのとそう変わらないのでは? しかし、台北で食べた当時はあんなに小籠包以外のメニューはなかったような気がする。台北のほかシンガポールや汐留でも食べたけど、ホント、ここはいいね。おすすめは小籠包ではなく、エビの餃子とエビのチャーハンだったりする。小籠包は台北では永康高記とかいうところの方がうまかった。でも、エビの餃子はやっぱり鼎泰豊に軍配が上がる。
 食後、アムが明日誕生日だがバンコクには来られないので、アムリクエストの寿司を買ったり、ビッグCで生活用品を買ったり。
 この時点で15時45分。大使館、間に合わないかも、なんてダッシュで行って、59分に入った。それでもちゃんと応対してくれて無事出生届は完了。ネネのときにも当然やったけど、全然憶えてなく。要は、タイの出生証明書とその翻訳、日本の出生届を出すだけ。翻訳は用紙が大使館にあるので、それに書けばいいだけだが、タイ語が読めない人はどうするんだろうね。出生届も見本が大使館にあるからいいけど、家では書き方がわからんね。タイの住所を日本風に書かないといけないとか、アム、つまり外国人配偶者が父母の場合の生年月日は西暦だとか、いろいろと日本人同士の結婚とは違う。国籍放棄しない趣旨の欄にも署名は忘れてはいけないし。まあ、婚姻届や出生届の場合は面談室に行って大使館員と面と向かって書類のチェックをするんで不備は起きないんだけどね。
 そうそう、今回はネネのときと違ってパスポートを早く作っておくように言われた。去年の赤服騒動で大使館の機能停止になったときに帰れなくなった子どもがいたみたいね。それで作った方がいいって。ネネも今年で切れるしちょうどいいかもな。
 家帰って、ネネも帰ってきてて、また公園に連れていったので死んだ。4日連続でネネにサービスしているけど、ちゃんとネネには父の想いが伝わっているだろうか。