バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

水、確保

 タンク入手できなかったので黒のゴミ袋を2重にし、水道水を入れた。これで1袋20リットルは入っているだろう。これを8袋確保できた。自宅でやってたのに、終わったら体が泥臭い。水、やばいねえ。
 テレビではタープラジャンのところをやってた。王宮そば、タマサート大学の近くで、プラクルアン(お守り)の市場がある。父が帰国前に行ったときにはすでに水が出てたようだ。市場は河沿いに建っていて、隣接する渡し舟の船着場には水に浸かりながら行かなければならない状態だったみたい。今日は、そこから急流になって道路に流れ出しているようす。道路におっさんが椅子出して座ってて、すでに膝まで浸かっているのに携帯いじっている姿がシュールな感じだった。お守り屋の人らしく、客が来ないって言ってた。コメント、そこじゃないだろ。



 アムが、白と黒の細いストライプの同じ色のスパッツとタンクトップを来ている。囚人みたい……



 ネネと弟は似ている。一度寝たら全然起きない。ふたりの子育てでついぞ夜泣きに遭遇しなかったわ。
 あと、布団を蹴るのも似ている。アムはすっぽりかけるくせに暑いとか言ってエアコンつける。だから、ふたりにはタオルケットとかをかけようとするんだが、かけた瞬間に蹴る。この攻防を寝る前に俺は毎日10分くらいやっている。
 昨夜はネネがおとなしく一発でかけられた。続いて弟も。こういう日もあるもんだ、と思ってベッドに寝転がろうとした瞬間、ふたりとも図ったように同時に蹴った。
 ちなみに俺は日本にいるときは布団をすっぽりかぶる派だった。冬なんか重い布団がよかったね。羽毛布団とか本気で寒い日はいいとしても、軽い。今はなにもかけない。なぜなら、俺のかけるものは1枚もないから。アムと暮らすようになってから、アムが俺のを使うようになり、それ以来、かけるものを与えられていない。人間、慣れるもんだし、変わるもんだ。
 慣れるといえば、20代半ばまでは目薬がないと生きていけない体だったな。ここで長く暮らし始めて目薬が手に入りづらくなって、いつの間にか使わなくなった。