バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ネネ誕生日

 ネネ、6歳の誕生日。あれからもう6年が経ったのかと思うと早いものだ。大体タイは季節感がないから、なんかダラダラと続いてきたような気がしないでもないが、それでもだいぶ状況が変わったな。
 ネネが生まれた2006年の12月は、かなり涼しい年だった。朝、長袖を着て病院に行ったのを憶えている。そして、病院から数日間、当時勤めていた会社に出勤した。
 ディンデンの古いアパートに住んでいて、行きはふたりだったのに、帰りは3人ってのが不思議だったな。
 今ではあのころ僻地だと思っていた方面に住んでいるし(しかもバンコクじゃない)、会社員も辞めて貧窮しているしw 生活と状況が全然変わってしまった。わからんもんだね。
 そもそも、10年前は自分が結婚するなんて思ってもみなかったし*1、そんな俺がふたりも子どもいるなんてね。
 子どもは金がかかるとか、そういうことを言う人がいるけど、それは事実だ。でも、なんにも代え難いものをもらえるということを知らないと思う。体の事情で子どもができない人の苦悩とか、わかるようになった。ホント、今、自分は幸せだなと感じる。
 なんてことを、まずいアイスケーキ食べながら思った。今年はデイリークイーンのディズニーキャラが書いてある水色のケーキにした。ネネがそれがいいって言うから。390バーツくらいだし、安くていいや、と思ったけど、だめだ、こりゃ。スウェンセンの倍の値段するヤツの方が断然いい。やっぱ色がアメリカンなやつはダメだな。そんなことを知った日でもあった。

*1:といってもその翌年くらいには様々な先輩諸氏の所業を見て、ああはなりたくないと結婚を決意してたけど