リス族のフォンちゃん

　ロイコー通りが近くなので、昨夜はぶらっとバーを見に行った。
　フィッシュバーのおばさんに肩を揉んでもらおうと思ったけど、なんか若い子ばっかりになってしまい、おばさんはいなくなっていた。もしかしたら昨日だけ休みだったのかもしれないけどね。
　それから、思い出して前回何回か話したかわいいリス族のフォンちゃんを見に行った。前回といってももう2年も前の話。さすがにおらんよね。
　で、いたｗ
　向こうは顔だけ憶えてたみたいで、話しかけてきた。俺はたぶんこいつだけどって感じ。顔もできもので荒れているし、歯の矯正までしているし。声は間違いなく彼女。なんで俺、そんなん憶えてたんだろうな。名前訊いたら、フォンだって。
　それから、まるで前回が昨日のことのように話が続いた。前回の最後は結婚するかどうかという話になり、結婚するならば性病検査を受けてこいって。今回はその先の話まで。結納金をいくら積むのかと。彼女は99万バーツだそうだが、おれは9999バーツが限度だと。
　前回のフォンちゃんはまさにリス族という感じの発音だったが、今回はタイ語がかなりうまくなっていた。こりゃあ男おるだろう。