ベトナムのヤギ焼肉
数日前にヤギ焼肉の話をnoteにアップした。
結構画期的かなと。在住の友人にメニューを訳してもらったので、今後日本人もこれを参考に行きやすくなると思うのよ。
前にも来たことがあるハノイの「ラウ・ゼ・ニャット・リー」だ。ここは店員が焼いてくれたりするのだけれども、正直、いいよね、これは。自分のペースで食べたいと。
ヤギ肉ってクセがありそうだけど、そうでもないかな。マトンとかが臭いと思わない人なら全然イケると思う。これらを生春巻きの皮で包んで。オクラも一緒に焼いてくれるので、それも一緒に包んでしまう。
で、今回結構ショックだったのは、一番好きなヤギのおっばいなんだよね。乳房のことだ。これがどうやら、ヤギは流通に乗せるほどの量が取れない。だから、実が豚の乳房だという話だ。これは先に別の人から聞いていて、あとでこのメニューを訳してくれた友人の勤め先のベトナム人に確認したら、そうだった。
オレはこれをヤギのおっぱいだと思ってたし。豚の乳房ならタイでも食べられる。それこそ、バンコクで今一番人気のレバ刺し屋台でもあるもの。おいしいのには変わりないけれども。ちなみに、焼きすぎると固くなるので、レアを過ぎた直後に引き上げるのがベストな焼き方だ。
焼肉にはビールである。ここもビールは充実しているが、今回はなぜかハノイビールがおいしく感じられなかったので、サイゴンビールからスタートした。あとは、ハノイ・ウォッカだ。同名の銘柄も市内にはあるけれど、この店はこれだ。
なんか甘い感じで、本場ウォッカよりは度数は低いかも。でも、酔うには酔うけどね。ハノイの人はこのウォッカを飲んだりする。コンビニに売っている三つ編みチーズなんかもロシア発らしく、やっぱりソ連の影響が強いのだな。南部ではウォッカは飲まないし。
あとどぶろく風のもち米の酒もある。こんなの友人がいなかったら知らんから飲まなかったわ。以前は睾丸ワインを飲んだけれど、こっち方がいいかな。でも、アルコールは結構強めだ。ウォッカよりも喉に刺激があったと思う。
この「ラウ・ゼ・ニャット・リー」はドンスアン市場に近く、かつ店がきれいなのでおすすめ。1階はバイクが停まっていてレストランっぽくないのでわかりにくいけれど。旧市街のど真ん中なので、足を運びやすいメリットがある。ハノイで一番のおすすめレストランだ。