バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

3:08 乱闘

 よくわからないまま出動。荷台に屋根が付いているというのに、笛を吹くおバカ隊員たち。
 大渋滞の隙間を猛烈なスピードで突っ込んでいくロートさん。素晴らしい。
 荷台の後ろのドアはガラスがない。なのでひとりがそこから体を乗り出して笛を吹いていた。
 現場に到着。場所はソイ6をソイ4へ少し戻った辺り。大乱闘だったらしく、現場はまだ騒然としている。
 で、ここで事件。いや、珍事。
 窓から身を乗り出している人を無視で、もうひとりがドアを開けようとしたため、指を挟まれて大騒ぎ。で、そのふたりはギャンギャンけんかをはじめる。外には顔面血だらけの女の子。でも、まだけんか。
 っていうか、せめて俺とハマさんだけでも降ろして・・・・・・。
 やっとドアが開くも、なんともタイミングの悪い展開に。
 ロートさんは救急箱からゴム手を取り出す。俺は自分のをつけるが片方しかなく、ロートさんが差し出した一対の片方を受け取る。もう片方はハマさんへ。あのふたりは今だけんか中。どうやら木の棒か何かで女の子は殴られたらしく、顔面超流血。その他、仲間の男ふたりも刺されたのかなんか知らないけど、背中が傷だらけだし、興奮しているのか俺らに言い訳したり叫んだりしている。と、そこで俺は年末に入手したDVDカメラの存在を思い出し、撮影開始。で、救助活動をするにも俺はカメラ持ってるし、どうしようかと思ったロートさん、ハマさんを見るも手袋片方しかしてないし。あのふたりはそんな中、まだけんか中
 と、ここで大騒ぎに輪をかける事態。なんと乱闘の相手側の残党がいて、ロートさんの後ろからけが人の若者をキック。けが人の仲間やら、ラマ9レスキューの連中やらが大変な大騒ぎに。顔面血だらけの女の子らも反撃に走り出し、俺らもコラ〜!! って大騒ぎ。とにかく座らせるも悪態つきやがるので、じゃあ帰れ! ってもうヒートアップヒートアップ。いつの間にかあのふたりもけんかをやめている。最初からそうすれ!