バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

パーフェクトな虹

虹の一部

 さて脂肪肝やら太りすぎやらで、まず30歳を期に断酒断煙*1を誓った俺であるが、25日の夜、速攻で破ったわけで。あまりの暇さに、思わずハマさんにもらいタバコ。
 そして昨日、スクムビット・ソイ22のバーボンストリートへステーキを食べに行くと友人らがいうので、ついて行ったわけで。当然ついて行ったらビールなどを飲むわけで。
 最初はギネスを飲もうと思ったけど、ギネスの生がなく、キルケニーに。キルケニーは嫌いではないが、ギネスを飲もうと思ってた気分では、なんとなくパンチが足りない。
 さて、ここバーボンストリートは、スクムビットにあるデパート、エンポリアム近くの「マンボ」というオカマのキャバレーショーのシアター裏にある、ケイジャン料理を出すお店。以前勤めていたフリーコピーの取材でオーナーと話したことがあるが、オーナー曰く「ニューオーリンズ以外で本格的なケイジャン料理店というのはそう滅多にあるものではなくて、ここタイだけではなくて、世界中で見ても珍しいお店」。ジャンバラヤやタコス、ザリガニにステーキと、値段は若干高いけどその分サービスもいいし変な客もいないし、なによりも「美味」!
 昨日はタコスとモッツァレラチーズの揚げたやつとかに肉とアボガドのサラダなどじゃんじゃん食って、締めにTボーンステーキ。前はオージーとか選べたけど、今はタイ産牛肉しかないみたい。でも硬くなかったし、おいしかったよ。610バーツ。
 実は転職を考えていて、友人の勤め先が人を探していると聞き、先日面接。その業界ではアジアで一番大きい会社なので、当然今のところよりも全然いい給料。隔週で土曜出勤があるけど、この際仕方があるまい。もう今の会社は、会社にいる日本人と顔も合わせたくないくらいだし、できれば明日にでも移りたいくらい。そんな感じなので、面接の結果がいったいどうなっているのか知りたくて、その友人に訊く目的もあったわけで。
 その結果は・・・・・・。また後日。
 その後スリウォン通りのその名も「スリウォンカフェ」へ。4、5年前はあんまり人がいない穴場的な場所だったけど、洒落てるし安いし、朝までやってるしで、今は結構な有名店になっている様子。しかし、我々が入った時点ではまだ23時ごろ。誰もいない。久しぶりに話をしながら飲めた。俺はこういうのが好きなんだけどな〜。キープボトルが空いてもう一本頼んで、割り勘350バーツ。ゴーゴーでこの額だとへこむけど、こういうので350バーツなら大いに安いと思う。結局そのあとゴーゴーに行ったけど。キャメロット。知り合いの子にビールを奢ってあげて、俺はジントニックキャメロットはなぜかクレイジーな客が多い。友人の隣に来た女の子は、なぜか横目で俺をまじまじと観察。トイレから戻ってきてもじろじろ腹の辺りを見ているし。なぜ? っていうか、文句ある?
 

 さて今日。
 金曜の夜からアムの姉ちゃんが泊まりに来てるんだけど、奴が来ると俺が床で寝ることになるから、なんかなぁ、と。最近頻繁に来やがる。ネネちゃんがかわいくて仕方がないということもある。首が据わってなかったころは一度も抱っこしなかったくせに、首が据わったから安心して抱っこできるみたいで、それで頻繁に来てるみたい。
 朝10時ごろに起きると「パンダパンダ〜♪」*2ってなんかふたりでネネちゃんに延々と歌ってるし、弟夫婦も現れるしで大騒ぎ。
 昼過ぎにいつものビッグC買出しへ。車は2週間も洗ってなかったので、地下の洗車サービスにあずける。結構高いのよ、これが。
 で、飯食って買い物して車に乗って外に出たら大雨。オーマイゴット! 200バーツ捨てたみたい!
 自宅に戻ると洗濯物もびしょ濡れ。
 自宅に着いて15分ぐらいで晴れ上がる。くっそぉ〜。それで外に出たら、大きな虹がかかってた。それも左右の地上*3までびしっと届いてる完璧なやつ。初めて見たなぁ、そんなパーフェクトな虹って。
 それ見ながらアムが俺に訊いた。以下その会話。

アム : 「日本語で『虹(タイ語)』ってなんて言うの?」
俺  : 「虹」
アム : 「それってどういう意味?」

 虹について訊かれ答えたのに「どういう意味?」って返されたら、俺はなんて言えばいいわけ? 気分台なしだな。

*1:24日は誕生日なので、翌25日からとりあえず1年間

*2:最初俺のことを歌ってるのかと思ったらそういう歌があるらしい。というのは、そのあとに来た弟も同じ歌を歌ってた

*3:正確にはビルの境だけど