バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ボーベー市場とプラトゥーナーム市場

センセーブ運河のボートから

 バンコク伊勢丹の北側を走るセンセーブ運河を西へ向かっていくとボーベーという服飾関係の市場がある。プラトゥーナーム市場も服飾関係だけど、プラトゥーナームは小売りでボーベーは卸しという感じかね。実際ボーベーも小売りやっているけど。
 ハマさんを誘って行くことに。13時に伊勢丹紀伊国屋で待ち合わせ。
 で、がんばって行ったわけだけど、13時過ぎてもハマさんが来ない。なので電話。
「え? 来ているの? どうしたの今日」
 遅刻してくると思い、それに合わせて来るつもりだったと。俺の遅刻にどう合わせるかはわからんし、だいたい、そんなに頻繁に遅れないと思うけど・・・・・・。なんかハマさんの中で俺は遅刻魔なのか・・・・・・。
 とりあえず食事ということで大戸屋に。伊勢丹も来るたびに新しくなっているね。ついこの間とんかつのさぼてんができてタイ人に人気みたいだし、今度はどんぶりの店とかお好み焼きとかつけ麺とか焼き肉とかいろいろとできるみたいだね。全部名前憶えていないけど。大戸屋では迷いに迷って久しぶりにロースカツにしてみた。ご飯3杯もおかわりした。ここの大戸屋に日本人がホールにいた。酷いね。最悪の接客だわ。俺より酷いんじゃないかな。ご飯頼んでも来なかったし、言ったら「あ!」みたいな忘れてた顔してたけど謝るわけでもないし、帰り際の会計でもなんも言ってないし(実際は言ってたけど聞こえないくらいの声だから言ってないのと同じ)。幸いこれで済んだからいいけど、あともうひとつ気にくわないことしたら小一時間説教したに違いない。
 さて、ボーベーへ向かう。ここから運河を走る乗り合いボートで。
 が、船着き場までの約500mですでにダウンしそうなほどに暑い。乾季に入って涼しくなってもいいはずなのに、ここのところ暑い。ちなみに11月に入ってぱらぱらと4回くらい雨が降っている。
 ここの乗り場からボーベーまではひとり8バーツ。

跳ねる水を避けるシートの向こうから係の兄ちゃんが料金を徴収するんだが、行き先のボーベーを連呼すると音感から彼をバカにしてしまっているような気がしてきて。

 運河から見える風景は地元民の生活臭ぷんぷんで、俺らにはもはや普通の風景だけど、旅行者とかはおもしろいんじゃないかな。写真のような昔の木造家屋もあったりするし。
 ボーベーには約10分程度で到着。そんでまわったんだけど、閉まる時間が早いんだよね。

 ほとんど閉まってて、パイナップルを大量に売っているところしか見られなかった。服飾関係ないし。
 5分くらいでまたボートに。終了。ボーベーツアー、旅程の80%が船上。
 そんでこれじゃあということで、プラトゥーナーム市場もみることにした。
 まずは交差点のところにあるプラトゥーナームセンター。ここは俺が初めてタイに来たときから半完成で放置され、7、8年前にショッピングセンター部分だけ完成してオープンしたところ。
 初めて来たんだけど、1階2階ともスカーフとかの布関係が多いようで。3階はなぜか古式マッサージ屋が乱立。このフロアに知り合いの人がやっている店があるのでちょっと見に行ってみた。レッドラインという店で、内容は店名を直訳してくれればわかるかと。知り合いの人はいなかったので、ホント入り口から見ただけなんだけど、入り口のドアが電子ロックで外から開けられないようになっているところが気合いを感じたね。女の子は外から見たのはふたりしかいなかったけど、ひとりは結構かわいかった。
 それからプラトゥーナーム市場を見に行ったけど、結局ここも閉まる時間が早くてほとんど見ることができなかった。ふたりでインドラリージェントの中にある喫茶店で飲み物飲んで喋ってた。
 帰り際に道路を渡れなくてプラチナムセンター前まで来てしまったので、ついでに見ようかね、と入った。ここはプラトゥーナームエリアでも今最も流行っているところなのか、活気がある。人も多くてかわいい女の子も多数歩いている。
 で、ぶらぶらと歩いて終了。結局目的をなんら達成することもなく。