バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

アムの手と花子とシャツ売りと

 客と食事なのでチョンブリから自宅に戻り、バイタクでBTSに。
 家を出るときアムが夕飯を買いに行くというので一緒に外に出た。ネネはおじいちゃんと留守番。ネネはすっかりおじいちゃんが気に入り、用もなく「おじいちゃん!」と呼んでみたりする。
 玄関からエレベーターホールに向かう間とビルの下の駐車場や公園を歩いている間、アムをからかおうと思って手を繋ごうとしたりやってた。で、ものすごい嫌がるアム。それに対し、アムはもう変わってしまった、とかねちねち言ってたりしたら、セブンイレブンの前あたりで、わかったよ、と手を繋いできた。
 今度は俺が、触んな! と手を振りほどいた。人前は恥ずかしいだろ。
 なんなんだ、あんたは、とアムに言われた。いや、人前は恥ずかしいだろ、普通。






 スクムビット・ソイ19の居酒屋花子に行った。
 ここは給仕の女の子が一緒に座って飲んでくれる店のようで、前回は飲みたいと言われたから、どうせ会社のキープボトルだしと飲ませた。
 今回、同じ女の子がいてさ。お互いに憶えているもんだな。絶対に顔わかんないと思ったけど、お互いちゃんと憶えてたわ。
 で、指名したわけでもないのにその子が担当になって、しかも私は水割りでと勝手に言いだし。
 最後、子どもの調子が悪いから早退すると言い残して帰って行った。黙って帰れ。








 アソーク駅のソイ19の入口から地下鉄の駅に向かっていく間にパクリTシャツの屋台とかが並んでいるじゃない? ちょうど今新しいショッピングセンター作ってて、前はボルボの販売店と修理工場だったところ。
 帰りに通ったら店じまいはじめてたんだが、店員がみんなインド人みたいだった。若いインド人。前はインド人といえば買い物かごみたいなのに豆詰めて屋台とか繁華街で売り歩いてたもんだよね。それで金を貯めてテーラーを開くのが王道みたいな。今はあれかね、屋台からはじめてテーラーにステップアップすんのかね。