バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

鳥波多の回し者だとときどき言われるが

 バンコク和食店の中で最も好きな店が「鳥波多゛」だ。トリハダと読むのだが、日本橋のヤキトリ店がタイに進出したんだけれども、たまたま誰かと一緒に行って感動し、その後取材で訪れてさらに感動してハマった。

 日本のホームページは下記。

tori-hada.com

 バンコク本店(1号店)のFacebook

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 それから2店舗目の方。こちらはNEWがつくので、少しだけ豚肉も扱う。

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 そして3店舗目。居酒屋風になり、しかもオレの家から近くていい。値段も少しだけほかの2店舗より安い。

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 いろいろなところで鳥波多のことを書いているので、知人らからは店から金を受け取っているのか? と言われる。いや、そんなことをしたことはなく、単に好きだからみんなにも知ってほしいってだけの純粋な気持ちだ。

 たとえば、こんな記事を。

hbol.jp

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 両方とも「ハーバージネスオンライン」で書いているが、ほかにもいろいろなところで推しまくっている。さらに、毎年オープン記念日にキャンペーンもやるんだが、それも可能な限り行っている。大好きなにごり原酒が格安になるキャンペーンは全3日間通しで行き、体調壊すかと思ったほど。

 鳥波多のなにがいいかというと、やっぱりうまいこと。生ビールがあって、生肉があって、と好きなものが全部揃っている。ビールの値上げでちょっとバランスが崩れたが、開店した当初から数年間は、ほかの居酒屋と比べて生が安かったのも大きい。たとえばほかが120バーツなら鳥波多は確か90バーツとかだった。わずか30バーツの差とは言え、何杯も飲むなら会計時に大きな差が出てくる。

 ここの鶏肉は日本の本店などと違って地鶏ではない。タイでは地鶏は流通になかなか乗せられないので、安定供給が難しい面がある。そこで、この店はブロイラーではあるが、絞めたその場で真空パックをするラインを特別に作ってもらい、入荷している。この交渉のためにオープンが1年遅れたほどだ。これによって、鳥波多は職人がいないと肉が入らないので、最近は珍しくなったソンクラーンや年末年始は休みになってしまう。また、日曜日は職人がいないので、月曜日は生肉関係は食べられない。

 店長(現地社長)の田中氏もおもしろい。クセのある自分物と見る人もいるが、ずっと飲食でやって来た人で、話がおもしろい。それから、日本人従業員の面々も個性豊かでなかなか楽しい。

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鳥波多゛のランチ。から揚げが好きだ!

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お重の下はごはん。お替わり自由というのも素晴らしい。

 なんだかんだいって、ランチタイムは2019年になって初めて行った。いろいろあるんだが、ここはやっぱりから揚げでしょう。そして、やっぱりおいしいの。値段も200バーツ前後だったような。大戸屋とか余裕で300バーツ超えているのを考えると、これは素晴らしいでしょうが。