嘘を吐いたけどなんとかなった
なんかこの角度で見ると、屈折の関係でエビが変な風に見えるな。
ナグルア市場でグン・マンゴーンを買った。グン・マンゴーンは一応伊勢エビの一種のようで。元々はアジを買って刺身にしようと思っていた。でも、今回は1軒しか売っていなくて、しかも微妙に目がくすんでいた。
タイ語でアジはプラートゥーと思われているけど、タイ人がよく食べている首が折れているヤツはサバ科の魚らしい。アジはプラートゥー・マーというらしく、だから誤解しやすい。
で、とりあえず店の人に、これってアジだよね? 刺身でいける? と聞いたら、刺身? って返ってきた。生で食べられるかって訊いたら、え? 生で? とまた返ってきたのでやめた。店の人が刺身を知らないなら、それなりの管理しかしていないので、ちょっと危ない。ナグルアはもっとちゃんとした店なら刺身のこともちゃんと知っていて、聞けば行けるかどうか教えてくれる。答えられない店は要注意だ。
というわけで、最大の目的であったアジの刺身がダメになったので、どうしようかなと思っていたら、伊勢エビの生け簀を持つ店の人が安くするって声をかけてきた。300バーツのサイズのものを3匹で600バーツでいいって。
でも、もうオレの身体は刺身を欲していたので、そのサイズだと身が小さいかな。大きいヤツは600バーツだ。そしたら、オレが見ているのに気がついて、400バーツでいいと言ってくれ、買うことにした。念のため、刺身OK? と聞いたら、大丈夫だと。
ところが、ここで新たな障害が。アムだ。本当にこれを刺身にできるのか? と。できるわ。簡単だって。そう答えたよ。
しかし、本当はできるかどうかはわからない。やったことないんだもん。YouTubeの「気まぐれクック」で何回か伊勢エビをやっていたので、それを観て知っているくらい。あの動画は説明もうまいから、なんかできるような気がしてくるんだよね。
で、まあ、結果、できたわけで。動画で観ていた通りだった。ただ、思ったよりも尾から身を剥がす前に殻に包丁を入れるのに苦戦したけれど。もっと簡単に切れるのかと思ったら意外と固くて。なんとかなったけど。
わかってたことだけど、600バーツの大きな伊勢エビとはいえ、やっぱり身は小さくなっちゃうね。うちにはなんでも食べる娘がいるので、だいぶ食べられるだろうなと。ところが幸か不幸か、疲れてしまってあまり体調がよくなかったらしく、娘は一切れ食べてやめてしまった。まあ、体調悪いのなら生ものはやめておいた方がいいし。
でも、たぶんあれだな。1日寝かした方がいいかも。ということは、昨日のグンチェーナンプラーの場合も生きているのよりは死んでいる方がいいというのはそういうことだったりして。