バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

生きているエビを買おうとしたら

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グンチェーナンプラーにしようかと思ったのに。

 パタヤの外れにあるナグルア市場に行った。動画用の映像と、自宅に戻ったら海鮮とビールを楽しもうと思って。最近は家では飲まないし、家族旅行で出かけてもアムが運転しないから飲まなくなった。今回くらいは家で楽しもうかなと。

 それで、アジの刺身にして、あとは適当になにかかなと思ってた。あとは生の、生きているエビを買ってきて、グンチェーナンプラーにしたらおいしいかなと。グンチェーナンプラーはエビを生のまま、ナンプラーとトウガラシなどで作ったシーフードソースで食べる。ビールに合うんだ。

 これまでで一番おいしかったのは、ヤワラーのT&Kというシーフード店だ。ソイ・テキサスの入り口にある、緑色のポロシャツがユニフォームの安いシーフード店で、結婚する前にアムとふたりで行ったときに注文したら、身が大きくてプリップリで、最高によかった。

 それを再現したいなと思ったんだけど、店の人には生きているのではなく、死んでいるエビがいいと。もちろん死んでいても鮮度はいいんだけど。死亡直後的な。それの方がおいしくできるって。ホントかな。よくわからないけど、とりあえずそれで買ってみたけどさ。

 値段は確かに安い。キロ200バーツなので、60匹くらいはある。レストランだと6匹くらいで150バーツくらいするから安いよね。タレはナグルアの市場でできあいも売っているので、それを買って、あとは家で殻を剥いて、生ニンニクのスライスを用意してってくらい。

 食べたら確かにおいしかったよ。身も死んだばかりだからプリップリだし。でもなあ。なんか、噛んだあとにちょっと舌にねっとりとしたものが残る。そういうのが旨味なのかもしれないけど、オレはもうちょっとすっきりと、身も固いくらいぷりっぷりのがよかったんだけどなあ。

 今回はバカ正直に店の人にグンチェーナンプラーを作りたいんだけどって言っちゃったから。最初の生きているエビの店のおっちゃんは、うちよりもあっちだって、違う店紹介してくれたんだ。でも、今度はなにも言わず、生きているエビを買っていきたい。それで作ってみて、本当においしいのかそうでないのかを検証したい。

 ちなみに、さすがに60匹も買ってしまったので、その日では食べきれず。ムール貝も1キロ買っていて、それも食べきれず。アムはやめておいたらいいのに、グンチェーナンプラーを冷蔵庫に冷やし、次の日も食べていた。そしたら、昨日よりおいしくなっている! って言ってた。食べてないからオレはわからんけど。