ジェットスキーに乗りたいけど
ジェットスキーってヤマハだかカワサキの水上バイクの商品名なんだよね、確か。コピー機をゼロックスと呼ぶような。タイは2010年以前はコピー機をゼロックスと呼ぶ人もまだいた時代だったよ。
オレなんかはいまだにトゥルーの衛星放送をUBCって言っちゃうし、セントラル・ワールドもワールドトレードと呼んだ方がしっくりくる。
タイも船舶運転には一応船舶用免許が必要だ。でも、観光地のビーチとかだとジェットスキーとか貸してくれるし、それで捕まることもまずない。以前はパタヤとかサメット島、ラン島に行ったら絶対に乗っていたけど、最近は面倒があったら嫌だから乗らなくなっちゃった。
まあ、オレの場合はタイ語もできるからひどい目に遭うことはないんだけど、外国人だとビーチボーイのボスが傷をつけたとかなんとか言って、高額の修理代を請求してきて揉めるってのがある。主にプーケットとかでしか聞かないから、パタヤは大丈夫だとは思うけど。
あと、高額請求をする場合はだいたいパスポートとか強制的に預けさせられる。そうすると、それを返さないことを盾にして高額請求するらしい。パタヤとかサムイ、ラン島では今までパスポートを預けろなんて言われたことがないからたぶん大丈夫というわけ。
でも、実際に事故も多い。飛行機とかもそうだけど、ああいうだだっ広いところって意外とぶつかることがあるんだよ。飛行機もそうだけど、同じ一点、つまり三角の頂点に向かって走っていると、相手が止まって見えてしまって、気がついたときには回避できないというか。
パタヤとかラン島は中国人が多いから、これも気をつけた方がいい。アイツら、本当になにも考えていない。何年か前にラン島で借りて乗っていたら、ものすごい勢いで近づいてきて、避けてもそっちに来るんだよ。だから、反転して離れたんだけどついてくる。離れろって言ったら中国語でなにか言ってくるから、英語話せって返したら、このバイクは何時間借りられるんだみたいなことを訊いてきた。いや、知らないし。ホント、あいつらバカなんだよ。
そう考えると、今バンコクとかパタヤに連中が来ないっていうのは、ものすごくありがたい話だな。観光業者は死活問題だろうけど、快適に過ごせる気がする。実際、快適だし。
パタヤなんかウォーキングストリートに団体で押し寄せてきて、動物園を歩くみたいに観光してたもんな。邪魔くさい、ホント。
っていうか、この前のウォーキングストリートは中国人はいなかったけど、タイ人のマダムたちがガイドを先頭にして中国人みたいに歩いてたわ。なにしてんだろうな、アイツら。
