バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

点検でホンダへ

 朝、ホンダに行った。あと少しで5万キロになるし、今年1月に6ヶ月の定期点検に出さなければならなかったのを忘れてたし、ずっと行かなければと思っててやっと思い腰を上げて。
 本来はパヤタイ区のシーアユッタヤにあるホンダで買ったのでそこでやるのだが、そんなの遠くて行けるわけがないので、かねてから目をつけていたセーリーセンターそばのホンダへ持っていった。
 ホンダはいいね。先日ULPの師匠、S氏とトヨタに行ったときと比べ、従業員の態度がいい。
 それから、こんなバンコクの片隅だというのに、従業員の女の子、かわいい子が何人かいた。ちなみに中心地のシーアユッタヤのホンダの営業の女の子はぶっ飛ぶほどかわいいのが何人もいる。
 今回は点検と、買ったときにサービスで付いてきたワックスとさび止めも実施。ワックスは年2回で5年間、さび止めは年1回10年間も。とはいっても、300バーツくらい手数料取られるけどね。ワックスなんかはたとえば60バーツで洗車してくれるようなところでも600バーツとか1000バーツ以上は取られるし、300バーツで充分安い。
 先日高速道路で接触事故を起こした。急に割り込まれてね。ガンッてすごい音したのに相手は気にすることもなく行ってしまった。ぶつかってないのかな、なんて気にしてなかったんだがあとで見たらやっぱりへこんでた。左のタイヤの上のボディ部分。
 保険利くのかな、なんて困ってたんだが、ちょうど7月末で保険が切れるので新しい保険会社に切り替えたときに訊いたら、クレームすれば払ってくれるよ、と。それでそれも合わせて修理してもらおうと思ってた。
 タイの車の保険は基本的に日本のように免責とか、何対何でどっちが悪いみたいなのがなく、全額修理費を負担してくれる。一級二級とかあって、一級は相手も自分もかなり高額な補償をしてもらえる。厳密には一級にもいろいろとあるんだけど、たとえば200万バーツまで物損は補償とかいろいろ。驚くべきことは、タイの自動車保険の支払限度額は物損の方が人身より高い。物損が200万のレベルだと人身は100万いってたかいってなかったか、そんな感じ。二級は一級と同額程度相手には支払われるが自分の方は額が低いとか払われないとか。三級は相手への額も低いんじゃなかったっけか。普通は一級に入るからね、俺も一級に入ってるよ。
 一番最初は2万バーツ後半くらいだっただろうか。1年間の保険料。次の年は2万前半だったか。そのあと正面衝突起こしたけど保険会社を替えたから18,000バーツくらいで、今年は12,000バーツ。運転者指定っていうの? と修理工場が限定されているので安い。
 タイの自動車保険は自分で入ってもいいわけなんだけど、ホンダと繋がっているブローカーから保険が切れる数ヶ月前から電話営業が来て、そこでの話し合いで値段と保険会社を決められる。だから、事故を起こした翌年のは本当は3万バーツオーバーになるはずだったんだけど、高くて払えない、と言ったらほかの保険会社を紹介してくれて、ここなら事故の記録がないから安くなる、って前年より安くなった。まあそんなんでなくても毎年その営業の人が懇意にしている保険会社を紹介してきて契約することになるんだけどね。
 今年更新する保険会社までいつも同じブローカーで契約していた。でも対応が悪くてあまり好きじゃなかった。最初の更新のとき、よく言っていることがわからなくて更新したらそれまでとは違う保険会社だったから、集金に来た人に前と違うけどと訊いたら「タイの保険はこういうものだよ」って返してきた。そのときに払わなければよかったな。かなりむかついた。知らない人に向かってそういう説明かい、と。その翌年は違うところにしようと思ってたけど、ブローカーの名前を覚えていなくて、間違ってまた契約してしまった。
 今年は一番最初にそこがかけてきたけど、金ないし価格次第だな、なんて思ってたら、違うブローカーからも電話が来て、すごく丁寧だしわからないことをちゃんと説明してくれたり、運転者を指定してホンダではないけど修理工場を指定してあるのにすればもっと安くなると教えてくれて、何社か見積もりを出してくれた。見たら、最初のブローカーと同じ保険会社を紹介してきているのに3,000バーツも差がある。じゃあ、迷わずブローカーも変更だな、と。そんで保険の切り替え手続きをして今の保険屋にクレームができることを聞いてた最中に最初のブローカーから電話が来て、今年はどこにしますか、と。いやいや、もう別のところと契約したよ、と。いくらですかっていうから、12,000バーツだったよ、と言ったら、
「それはありえない金額です」
 って。
 いやいや。ありえないもなにも契約済んでるし。
「きっとそれは運転者を指定して、別の修理工場指定でしょ?」
 と言い出した。それならばうちもそれと同じで出せます! だって。ここで怒ったね。
「最初にそれ、言わなかったよね。新しいブローカーはこっちが知らないのを知ってからちゃんと説明してくれたよ」
 そのあと言い訳をしたり、保険会社の紹介をしたりしているから、
「もう切っていい? もう契約しちゃったから」
 電話を切るだけじゃなく、来年もないな、ここは。1回使ったら思い立たない限り店を変えたりしない性格なので、しばらく新しいブローカーのいい客になるつもり。
 で、その最初のブローカーの続きがあって。
 じゃあこれを保険使って修理したいんです、って保険の窓口があるので行ったら、この保険会社はホンダでは使えません、と。修理工場が指定されているはずです、って。そんな説明なかった! ホント酷いブローカーだ。GHQとかそんな名前のブローカー。
 というわけでホンダでは点検とワックスなどのみ。夕方には終わると。
 久しぶりにバスに乗って帰った。で、家でアムに保険会社に電話してもらって修理工場を確認してみたが、そこは日曜日やってないんだって。来週かな。レスキューは休みだな。
 話は違うけど、ホンダに行く前に市場に行って宝くじの当選結果を入手した。かすりもしてなかった・・・・・・
 夕方になり完了の電話もないうちにホンダに。ショールームとかかわいい従業員でも眺めようと。
 ホンダについて車を受け取った兄ちゃんが気がついてくれて。でも「え? 誰か電話しました?」って。誰か、というか、電話したんですか? っていうニュアンスだったが。
 ちょうど終わっててすぐに引き取れた。オイル交換とかで2,049バーツ。サービスで空っぽになってたウォッシャー液も入れてくれてたし、エンジンもぴかぴかに掃除してくれてた。
 ホンダ、いいね。