取材かと思いきや・・・・・・
とあるフリーコピーの業務の女の子から連絡があり、ちょっと付き合ってくれと。なんかレストランに行かなければいけないんだが、相手は日本語しかできないし、編集の担当者がビザの関係でいないというので。お! 取材か! と思って快諾。
で、待ち合わせ場所に行ったら彼女と営業の女の子。
「行く前に事情を説明します」
って。
え? 取材じゃねぇの?
どうやら広告のアートワークがよくなくて、怒っているみたい。ええ!? クレームかよ。くっそ〜。詳細言わないわけだ。
場所はトンローの焼き肉 トンローという店。韓国人の女性が経営しているみたい。日本語も上手。
そんで、早速掲載された広告を出し話し合い。って本当にひどい広告だ。俺が見てもひどいよ。しかも、日本語がおかしい。タイ人訳かと思いきや、タイ人が持ってきた情報を日本人が訳して書いているみたい。直訳ってやつだね。あんまり考えたくない人なのかな。ただ、そういう人がいいアートワークができるとも思えない。やっぱりモノを作る場合は想像・創造力が必要でしょう。
怒られるのかと思ったら別に声を荒げるわけでもないし、話を聞いていればまともなことを言っている。はっきり言って悪いのはこのフリーコピーの方だわ。メニュー作成も頼んだらしいけど、それもただ写真並べただけのがきたみたい。そりゃ、怒るわ。チゲとかチヂミとか、そういうのもグループごとにまとめるんじゃなくてばらばらに入っているみたいだし。お金もらっているんだったらもっとちゃんと考えてください、って言ってた。本当だよ。
結局というか案の定、明日資料を送るから見てくれって頼まれた。やってやろうじゃないの。
内容はともあれ、友人の女の子もその営業の子も、一所懸命自分のところのフリーコピーをよくしようと考えてた*1。久しぶりに、前に新聞に勤めていたころの感じを思い出したよ。俺もあのころはいかにいいものを出すか、それこそ24時間どっぷり考えていたものだ。今なんかいかにさぼるかしか考えてねぇ*2。給料も今の半分、休みも週に半日あればいい方。朝から夜中は普通で、締め切り前は25時間なんて当たり前。それでも楽しかった。今はもうネネもいるしローンも抱えているから給料が安いと破綻してしまうけど、こうやって関われるならやりたいな。
前にもこのブログでコラム書くって書いたかもしれない。あのときはまだ決まってなかったけど、本格的に手伝いを始めようと思っている。タイ在住者にはいろんな意味で有名なフリーコピー。早ければ11月20日の号からスタート。あ、テーンだってすぐわかる特集からスタートのつもり。とりあえず、初回は報徳堂ではないことは確か。