バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ホンダとコラート初日と来年の目標決定と

コラートのムーガタ有名店

 朝、ホンダへ。点検の引き取りに。
 8時の約束だったけど、ちょっと遅くなって8時半過ぎに着いた。が、ワックスとさび止めが終わっていなかった。
 終わっていないのはいいんだけど、着いたときに引き渡せる準備くらいしとけよ、と。




 引き取り、すぐにコラートへ出発。
 数年前の年始にコラートまでの約270kmで12時間かかったことがあったので、今年はそれを避ける目的で年越し前に行って帰ってこようと。タイの今年の年末年始の休みスタートは外資の多くは26日からで、タイ企業の多くは29日か30日から。なので、27日に出て29日には戻ってくるつもり。帰りはアランヤに寄ろうかとも考えている。
 コラートでは数サタン*1高いので自宅そばで入れて、さてどこから行こうかと。バンコク市内からだとひとつふたつしか道はないんだけど、バンナー周辺からだといくつも道がある。
 それで、なんとなくガンチャナピセーク通りというまあ外環道でアユタヤの方に出て行こうかと。したらこれが正解で。途中2回ある料金所が無料で。年末年始の期間だけ各30バーツが無料になるって。ラッキー。
 昼はいつもの湖の畔にある屋台風の食堂で。初めて入ったときの店が最高によかったんだが、それ以降同じ店をみつけられずにいる。何十軒も同じ様な店が並んでいるからね。先週コラートの客先に行ったときに目星を付けておいた店があって、ほぼ間違いなく初めて入った店はここだという確信すらあったのに、通り過ぎた・・・・・・。きっと巡り会うことはもうないのだろう。ただ、今日はいった店はガイ・ヤーン(焼き鳥)とかジューシーですごくおいしかった。客はいなかったけど。一番外れだったし。隣はテレビが来たことがあるようで看板に5チャンネルだったかのマークまで付けてて大繁盛してた。アムは、なんでそっちに行かないんだ、と怒ってたが、運転しているこちらからすればそんなん目に入るわけがない。むしろ助手席にいたアムが気がつかないのが悪いと思う。
 今回、アムの妹が用事があるっていうんで一緒に帰った。最初ネネは助手席に乗りたがったけど、危ないからうしろに座らせた。普段はうしろを嫌がるんだけど、シートベルトをちらつかせたら、喜んで座ってた。面倒を見てもらうつもりでもいたのに出発早々寝はじめた妹。でも、ネネはおとなしく座って外を見たりおもちゃで遊んだりしてた。えらいね。
 11時ごろに出発して14時ごろにはちゃんとコラートに着けたのでよかったわ。





 夜、アムの叔父とムーガタへ。以前から行こう行こうと思ってたけど車を停められなかったりで入れなかった、ムエタイの元チャンピオンがやっている店。マハーラート病院がある通りで、たぶんチャーンプアックという通りのソイ6にある。

 コラートではムーガタとは呼ばずにヌアヤーン・ガウリー(韓国焼き肉)と呼ぶ。俺も初めて食べたのはコラートで、もう10年も前だろうか。それまでバンコクにはそういう店があまりなかったから、今でもコラート料理とかだと思っている。ブッフェ形式でバンコクに出始めた7、8年前はヌアヤーン・ガウリーという店もあればムーガタという店もあったけど、最近はムーガタになっているね。
 バンコクはブッフェ形式でひとり79〜99バーツあたりが相場かと。コラートはブッフェ形式というのはそう多くなく、セットとかメインになっているみたい。野菜の大皿に豚や鶏やイカとかがごちゃごちゃんに放り込まれた丼や皿が出てきて、その量で価格が決まっている。だいたい中で100バーツ前後、大で150〜200バーツなので、トータル的にいくとブッフェより安い。確かにブッフェの方が得なようだけど、でも、そんなに食べられるもんでもないじゃない、ああいうのは。
 この店は何がいいかというと、やっぱりタレなんだよね。ネネが産まれる前に行ったコラートの店もやっぱりタレがいい。バンコクにはないタレではないかね。


 コラートはチョークチャイ牧場とかあって牛肉も有名だけど、普通タイの田舎では牛肉はあまり食べない。硬いからね。コラートもやっぱりそうでこういうのに牛肉は出ない。で、結局タレがうまいんであって、肉とかは別に特色があるわけでもなく。ただ、ウンセン(春雨)は太くて弾力があっておいしかった。
 今はキャンペーンの時期だそうで、中セット2つ頼めば中1セットフリーだって。タイ人ってこの「BUY2 GET1」が好きだなあ。ちなみに中は100バーツ、大は150バーツ。
 最初はビールから始めた。チアビアがビアチア。つまり、キャンギャルがチアーという銘柄のビールの女の子。じゃシンハで、と言うも食い下がる。最初に、なんのビールでもいいですよ、って言ったのに食い下がるとは。結構かわいいのでアムが俺を凝視するプレッシャーの中、とりあえずビアチアで。だが、まずい。チャーンビールよりまずい。2本目からはシンハに替える。で、タイの田舎の人はビールを飲み慣れていない。物価からいくとビールは変に高いからね。そんで100パイパーに。
 ここら辺からいつものトイレ通いが出始め、5分から10分おきにトイレに。そのたびにネネがついてくる。毎回ネネは俺がいつも言うことを言ってくる。
おしっこ終わったらすぐに呼んでね
 って。で、初回のときに、シッコするところの説明をしはじめたネネ。
おしっこはそこで・・・・・・え? おっ!
 って。一緒にお風呂入ったことないからね。チ●コが見えてびっくりしたようだ。
 その後、立ってするということも初めて見るわけだから、うしろからシッコする俺の姿を眺めながら、
オ〜! ゲ〜ングゲ〜ング! (おお! 上手上手!)」
 って、大拍手。初めてだわ、32年生きてきて拍手喝采の中シッコするの
 そのあとはもう言うまでもなく、ネネも立ってすると言いだし、トイレの中で座らせようと大格闘。
 叔父は明日仕事なので、早々に切り上げホテルへ。
 帰りのトゥクトゥクはなんとカラオケやDVD装備。スピーカーやらで狭い。超無駄。でもそこがアメージングでナイス。

 ネネもアムも妹も寝てしまったので、ひとりトイレ前のドレッサーがあるところで残った100パイパーを飲んでた。






 来年の目標を決めた。
 本気のダイエット。
 毎年そうじゃんって言われると返す言葉もないんだけど、2010年こそはマジ。
 そもそも2010年はいろいろな意味で勝負の年と考えているので、それに合わせて痩せます。
 なぜマジかというのは・・・・・・。





 ついにkgを卒業したからです!



 ムーガタのあとコンビニ寄って、そのときに1バーツコインで測る例の体重計に乗ったわけ。
 言い訳をすると、食後、重い生地のズボン、財布、靴、カメラ、DVDカメラを身につけたまま。
 それでも103kgを出したときには、ショックを通り越して達成感すらあったね。そうそう100kgは越えられないからね。
 前にも書いたけど、ここは前向きに捉えます。
 これで俺も一気に痩せられる、と。

*1:バーツの100分の1の単位。ただし硬貨は25サタンと50サタンしかない