交通事故のお見舞い

　昼間、バンコク病院に行った。ここはあれだね。ラマ9とペッブリーやRCAの奥まったところにあって、端っから立地が変なのに新館がやたら立っているしよ。なんか変なところだね。
　今回は客先の担当者が交通事故に遭って入院されているんでお見舞いに。
　状況がよくわからなくて、ただ2ヶ月くらい入院が必要だと聞いてかなりの重傷なのかと。結論から言うとたしかに重傷だったが、思っていたほど命に別状はない感じで。
　まず聞いたところによると次のような感じだったみたい。本人は寝ていたので、本人自身も人から聞いた話みたい。
　1月の下旬に社内コンペでゴルフに行った。その帰り、カーブを曲がらず、ノンブレーキで路駐の車に激突。この人はシートベルトをしていたが、結局ベルトの腹の部分が強く圧迫され腸が破裂、その他肝臓、肺なども損傷。右腕と右鎖骨骨折。同乗の日本人はかばんを抱えていて、運転手のうしろに座っていたのでムチ打ちで済んだそうな。つい最近、逃げていたこの運転手がみつかったらしいが、言っていることのつじつまが合わず。どうもその日駆りだされていた運転手たちの証言から、ゴルフ場で待機の間酒盛りをしていたらしく。もちろんその話が発覚後みんなクビになったそうな。おそらく、酩酊レベルが高かったか居眠り運転をしたか。
　最初は現場近くのローカル病院に行ったみたいだが、あまりにも環境がひどいと会社の人が別の病院へ移してくれた。だが、そこも立地的によくないので、バンコク病院になんとか移送し、ここでやっと腸の縫合手術をしたそうな。
　シートベルトは大事ね。投げ出されすに済んだからね。でも、一般乗用車のシートベルトの3点式は圧力が均等にならないからよくないんだってね。飛行機のシートベルトなんかもっとひどいからね。あれは真っ二つになるから。ないよりはいいんだけど。車のシートベルトでいいのはレースカーなどで採用される5点式とからしく。
　あと、タイ人の運転はホントだめ。言っちゃ悪いけど、この人種には車の運転は向いてないんじゃないかな。車の運転がうまいのはレスキューで同じチームのロートさんくらい。ほかではまだ見たことないわ。
　苦しそうだったけど、いったん今週で退院し、自宅療養に入るそうだ。この先まだきついだろうけど、とりあえず大きな後遺症らしきものがなさそうでよかったと思う。命あっての人生だからね。