バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

12年間の思い出が一瞬で

 タイに移住を決意してやってきたのが2002年9月。で、そのときに買った扇風機が壊れた。いや、破壊された。息子に。
 どうやったのかはわからないが、3を押し、つまり全開で回転している状態でひっくり返したらしく、羽が折れてバランスが悪くなったまま延々と全力回転したために本体が根元から折れて昇天と相成った。
 スクムビット22のアパートから、元カノに警察を呼ばれてまで追い出された際も死守し、一緒に宿無しになってくれた思い出の扇風機。
 カオサンでの底辺生活、ペッブリー18の貧乏生活。そして、ディンデンでのネネを迎えての新しい生活。サムットプラカン県に居を移し、さらに新しい家族を迎えての現生活と、日々、一緒に過ごしてきた扇風機。
 さようなら、そして、ありがとう!
 エアコンはモーターが壊れて使えなくなっている状態なので扇風機は必須だったのになあ。乾季に入ったとはいえ、まだ日中の気温は高いしさあ。なぜ今日になって破壊したのかねえ、息子よ。