バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

タイは暑いのか?

 一昨日の夕方、タイに帰ってきた。
 早朝に自宅を出て、送ってくれた両親と羽田で食事をした。本屋に寄ったら、俺の書いた本、3冊ともあったよ。あと、Gダイも置いてあった。日本で売られているのは日本で刷っているんだけど、確かに製本の完成度や色合いがタイのものとは微妙に違っていた。今回の日本人の帰化などに関する記事ではトップにアムとネネ、後半に下の子のパスポートの写真を載せているので、両親が即購入していたw
 イミグレで別れ、残った2500円を使い免税店で買いもの。その後、出発ゲート前でプーケットに住む、前職の同僚であるKさんに会う。4月末のプーケット方面の取材で協力してもらったし、また、新しい単行本の『タイ 裏の歩き方』でもイスラム男性との結婚エピソードももらった。しかし、単行本は著者見本が少なく、営業で全部なくなったので丁重に「買ってください」のお願いw 4月の取材はDACOだったんだが、これはたぶん大丈夫だと。今から編集部にお願いしておかないとな。
 Kさんはタイ航空で30分前に飛んでいった。俺はANA。今回もきれいな機体。ボーイングのなんとかって、新しいやつ。でもこれ、トイレの流すボタンが反応よくて、押した瞬間に流れるから耳塞ぐ時間がない。実はあのトイレの音が嫌いで、ボタンを押したら流れ終わるまで耳を塞いで我慢している。
 行きは映画を2本。プラスバラエティー番組2本だったので、今回は座った瞬間から映画を見はじめた。ロボットの『チャッピー』ってのと、アルツハイマーの『アリスのままで』(だっけ?)、邦画の『神様はバリにいる』(だっけ?)。目標の3本は余裕で観られた。ただ、神様はバリはもうね、ひどい。こんなにひどい映画、なかなかないぞってレベルだった。なんとなく、バリのアニキの話かなと思ったらそうだったし。
 空港着いたら、やっぱり長袖では暑い。でも、日本とそんなに変わらないかな。ちなみに、自宅に着いてからこれを書いている今この瞬間まで、一歩も外に出ていないから、結局暑いのかそうでないのかはよくわからない。
 イミグレは相変わらず1時間。その間にメール送れたし、荷物は待たずに済んだからいいんだけど。そして、ちょうど3階に上がったらネネが現れ、続いて下の子。抱っこしようとしたら、ぱしんと手を弾かれたよ。かばんにまとわりついて、お土産の消防車のトミカ4台セットを早く出せ、だって。ここでは無理。


 しかし、こうして振り返ってみると、2週間も子どもたちと離れているというのは大変だったな。出発した6/7の夜が遙か昔みたい。到着してから22日の夜までほとんど仕事だったし、23日も結局1日家で仕事してた。24日はさすがに土産を買わないと、とレイクタウンに行ったりしたけど、夕方は仕事。姪っ子たちが最後だからと実家に来て夕飯を食べるはずだったのに、仕事が終わらず、一緒に夕飯を食べられなかった。
 今回もいろいろな人に会って、たくさんの刺激を受けた。そして、営業周りで手応えもあった。うまくいけば、今回の営業ツアーにより単行本2冊は行けそう。
 それから、いろいろな繋がりの中でバンコクで仲よくさせてもらっているSさんの紹介でオートレーサーの頂点にいる永井大介氏にも会えたし、ライターや編集者、カメラマン、新聞記者などとも会うことができた。22日の出版関係者に会う最後の夜は、丸山ゴンザレスさんの呼びかけでたくさんのアジア関係を書いたり個人的に好きだというライターなどが集まった。もうホント個性的で、ただただスンゲェなって感じだった。俺なんかまだまだだし、こんな人たちと知り合えたことにホント感謝だ。ほかにもたくさんの魅力ある人々に会えたし、そんな人たちと飲んだり話したりできたのは最高のひとときだった。
 今年の営業ツアーは長くてしんどかったけど、やっぱり来てよかった。足で周って、いろいろな人に会うっていうのは大切なんだなと思った。