バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

月刊ムーに記事掲載

 ついに来たね。月刊ムーにオレの記事を採用していただき。

 去年、年末近くに打診されて、今年3月くらいからnoteの方に掲載されている。ムーがウェブ版を強化するということで、プラットフォームが偶然オレも今年から始めているnoteだった。

 最初はシーラチャーの幽霊島と呼ばれる場所を。次に、オレの十八番になりつつあるシマウマの置物の考察だ。そして、5月分は今執筆中なんだが、それとは別に、なんと雑誌の方、「月刊ムー 2020年6月号」にも掲載される。タイの精霊、ピーについての基本的な紹介という内容だけれども、ついにムーに載ったよ。

gakkenmu.jp

 ちなみに今ならnoteでその精霊特集の記事を試し読みで見ることができる。

 これまでナイトエンタメ系が多かったので、それとは違うジャンルとして「亜細亜熱帯怪談」を出版したら、仕事の幅も変わってくるね。ムーとか、あといくつかある雑誌はやっぱり心霊関係を書いて行くにはなんとしても関わりたいところだ。まずはそこにひとつ到達できたことは本当に嬉しい。

 とはいえ、今こんな状況なので、なかなか心霊の新ネタを仕入れることができないけれども。今回の騒動で自殺者も少なくないし、相変わらず殺人も多い。そんな国なので、心霊スポットは現れては消えて、そしてまた現れて。しばらくどこにもいけない間に新しいところが続々出てきているだろう。

 ところで。

 ムーはもちろんムー大陸のことなんだけれども、タイ語ではムーはブタだ。だから、アムなんかにこの話をしても、ブタって雑誌に書いたのかと思われるので、まだ言っていない。まあ、言ったところで、なんだけれども。

 やっぱりナイトエンタメの本とは違うんだよね、周りの反応が。もちろん、これまで出版させてもらった本はどれも自信を持って書いたものだし、卑下しているわけではない。でも、周りが露骨に違うというか。

 日本の書店とか、大きいところなら大概1冊くらいはオレの本を見かける。日本滞在中に書店を見かけると本を見るついでにオレの本がないか見ていくんだけれど、たまに両親と一緒のときがあったわけ。それまではオレの本を見ることなんてなかったのに、「亜細亜熱帯怪談」は両親が棚を探して「ここにあった」なんて言ってくるのよ。全然違う。

 これまでの本も出させてもらったことは非常にありがたい。本は1冊出すのに、時間も手間も、そして人員も必要だし、なにより出版社と編集者の有限の出版計画に乗せてもらうわけだからね。ありがたい話で。でも、「亜細亜熱帯怪談」はひとつの転機になったかもしれないな。