バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

電子書籍と自分のサイトも作らないと、とは思うのだが

 今現在、とりあえずnoteとはてなブログを毎日アップしている。去年か一昨年にある人に自分のサイトで書いた方が自分の執筆物という資産が増えるとアドバイスをもらい、ずっとサイトをやり直そうと思ってきた。元々あったサイトは実はパスワードがわからなくなってしまったので、ちょっといったん全部消して、やり直そうと。

 ただ、2019年前半はずっと心霊本の執筆で時間がなかった。生活費を稼げなかったほどその本に集中していたので、サイトまで手が回らなかった。後半は日本に行ってプロモーションとかそんな感じになったし。

 やらないといけないという危機感があったものの、なかなか重い腰が上がらず。それでとりあえず、プラットフォームがすでにあるnoteとはてなで毎日執筆を進めておき、ウェブサイトも立ち上げようと。

 で、気づいたら5月も後半だ。早いね、時間って。

 電子書籍もなんだかんだ言って全然出していない。やろうとは思っているものの。厄年というのを言い訳にしたりして、なんだかんがでもう何年出していないんだろうか。

 ウェブサイトの方はコンセプトを決めないと立ち上げられないけれど、電子書籍は書きたいことがいっぱいあるので、まずはこれをやらないとな、とは思う。だから、来月にはまず1冊出して、そのあとはコンスタントに月1冊から2冊は出していきたい。

 ウェブサイトも早く始めないとな。どんなコンセプトにしようかしら。

 日本に毎年営業に行っているけれども、はっきり言って難しいと感じ始めている。日本語を書いて、日本で書籍を出しているし、そもそもオレは日本人だ。とはいっても、やっぱりもう20年近くタイに住んでいる身だ。今は2002年から換算して18年、つまりは19年目に入っているわけだけど、2000年にも1年住んでいるので、20年になるわけ。

 友人に訊いたら、途中何回か出稼ぎで日本に帰っているが、最初にアパートを借りたときを移住した日として起算している。それだったら、オレなんか完全に20年超になるわけ。

 そうなるとね、やっぱり常識とか、知識とか、そういうものが日本の感覚ではなくなる。いい意味でも悪い意味でも。つまり、中途半端なんだよな。タイ人でもないし、日本人でもない、みたいな。

 そんな人間が出版社に話しに行ったって、聞いてもらえないんだ。実際、怪談本もその前のバンコクアソビって本も、結局は丸山ゴンザレス氏がいたから出せただけであって、オレなんかひとりじゃなんにもできやしない。

 だったら、今後果たして日本に営業に行くべきなのかどうかって考えちゃうね。でも、そうなると本は出せない。2020年は幸か不幸か、こんなご時世なので、行っても仕方がないとは思うけど。来年だね。どうしようか。

 正直、ライターでやっていくしかほかに道がない。もううしろに下がれない状態にきてしまって、前に進むしかない。ところが、その前がないんだな。そうなれば、幸運には今はネットがあって、そこでなんとかやれる可能性が残っている。だからやらなきゃな、と。なのに重い腰が上がらないっていう。

 ホント、自分が嫌になるよ。厄年も終わったし、とにかくがんばるしかないか。