タニヤに久々に行って思ったこと
先日、久々にタニヤに行った。かつて遊んでいたころ、同じアパートに住んでいたおばちゃんがやっているスナックに顔を出し。10何年ぶりかで顔を合わせた。
タニヤも向き不向きのほかに、運もあって、いろいろなドラマがある。運がよければパトロンなり結婚相手なり、いい人をみつけてこの世界から抜け出せる。しかし、それはほんのひと握りだし、自分がどうこうできる話ではないので、どうしても運に左右される。運が悪ければ、全然稼げずに辞めていくしかないか、延々とこの世界から抜け出せずにズルズルと生きていくことになる。
もちろん、天職であり、ずっとここで生きていく人もいるでしょう。それでも、それはひと握りだ。タニヤには80店くらいのカラオケ店があるが、すなわちママさんになれるのはたった80人ということになる。単純に計算すればだが、現実的な可能性はもっと低いだろう。結局、運なのだ。
去年の話だが、Twitterで変な輩に絡まれた。カフェーに行った画像をアップしたんだが、買春をしているなら日本に帰ってくるな的なコメントを入れられた。いや、日本には帰らないし、帰るか帰らないかはオレが決めることだし。頭が悪すぎる。大体、知らない人の投稿に、匿名のアカウントで投稿するヤツは頭おかしくて、話を聞く気にならない。
Twitterなどで有名人などにいろいろとコメント攻撃をする人がいるが、案外、有名人とかには響いていないから時間の無駄だと思う。オレにでさえ、なんで突っかかってくるのかってことに引っかかるだけで、投稿の言葉は響いてこない。そこら辺の虫や犬が騒いでていて耳を傾けるかって話だよ。
そもそも、売買春が法に触れることは別にして、なにがいけないのか、オレにはわからない。日本の風俗のように、遊ぶ金ほしさに身体売っているのはおかしいと思うが、タイの場合、そうするしか家族を養えないために性風俗産業に入ってくる人がほとんどだ。これでタニヤなどに金が落ちなくなったら、路頭に迷う人がいるのだから、どうしても悪いとは言えない。
金にものを言わせて、無理矢理というのならともかく、そもそもそこにそういう店があって、そこに応募してくる人がいるのだ。近年は人身売買的なものもほとんどないとされるし、強制ではないのだから。
そういうことまで考えた上で売買春が日本の恥だというなら、もっと声高に論じればいいさ。ただ、オレのTwitterに言ってくるなよ。オレ、関係ないし。
とはいえ、最近は夜の店にはほとんどいっていない。タイ語ができると、いかにサービスが悪いかがわかってしまう。ゴーゴーバーなんてかなりひどいし、タニヤも知らない店は怖くて行けない。まだ、ゴーゴーとかよりマシだけど。
タニヤなら客としては1回しか行ったことないけど、世界のタズヤンこと田附さんの店「F1」か、セブンイレブンの横の「みゆき」くらいかな、行くとしたら。
あと、夜の店はタイ人向けのところがいい。タイは銃社会だし、同じ言語を使う人が客なので、従業員がみんなそれなりに緊張感を持って働いている。ゴーゴーとかは完全に外国人を舐めているし、なにかあっても訴えられないと高を括っている。タイ人向けの店は下手したら殺されると思って働いているので、変な言動や行動がなく、どんなに場末の店でもサービスがよく、安心感がある。
だから、夜の遊びが好きな人はタイ語を勉強しない方がいいと思う。
